内容説明
このごろ江戸の町では、妖しい炎が、空を舞う。かつて町中を焼きつくした大火、あの「振袖火事」の再来か!?付け火の謎を追うくのいち小桜が、たどりついた真実は…。
著者等紹介
斉藤洋[サイトウヒロシ]
1952年東京に生まれる。1986年『ルドルフとイッパイアッテナ』で講談社児童文学新人賞を受賞。1988年『ルドルフともだちひとりだち』で野間児童文芸新人賞を受賞。1991年「路傍の石」幼少年文学賞を受賞。2013年『ルドルフとスノーホワイト』で野間児童文芸賞を受賞
大矢正和[オオヤマサカズ]
1969年生まれ。日本大学理工学部建築学科卒業。イラストレーター(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
しーまま
11
2巻目も面白かった。2015/12/23
花宴
9
シリーズ第2弾。謎の付け火事件。いつの間にかさらっと解決してしまったよ、と思っていたら最後にハラハラさせてくれました。放火の道具じゃなかったら幻想的だろうなぁ。市川桜花はますます怪しい。ま、半守がしゃべるんだから桜花も狐狸妖怪の類でも全くおかしくないけど。2019/06/21
7petit
5
くのいち小桜参上!待望の続編だが、1巻があまりにも面白かったせいなのか、ちょっと・・。お話の展開がかなり後ろのほうで動きだすので、それまで長く感じてしまうし、表紙でネタバレしてしまうのはいかがなものかと。次巻に期待!2015/12/18
雨巫女。@新潮部
2
《私-図書館》小桜ちゃんの変幻自在もパワーアップして、家族や半守(犬)や、家臣に守られなからも、はやく一人前のくの一になって欲しい。2016/06/17
E
1
1巻読後に続きを読んでなかったのは、小桜のキャラが好きになれなかったことを本作読んで思い出した。着道楽設定いるか~? 簪を武器にするのはくのいちっぽいけど、それ用で作ったわけでない物だからすぐ壊しそう。そしてそれをあまり惜しいとも思わなそうなことが嫌だ。簪職人が気の毒になる。なんだかんだ言って小桜はお嬢 お金持ちだもんな、新しいもの買ってもらえるもんと僻みが出る(笑) 喋る犬の半守に天候も操る桜花 ほんと何者? 天燈 こういうの飛ばすお祭りどっかにあったような? 表紙で盛大なネタバレしてるのはちょっと 2020/12/12