内容説明
12歳の誕生日、アーチーに届けられた謎の小包。それは、イングランド最古の法律事務所に、400年前に預けられたものだった。この小包には、奇妙なメッセージが…。“暗黒の魔法”が記された7冊の『恐怖の書』をめぐる謎解き冒険物語!危険な魔法をねらって、“食らう者”が動き出す…!
著者等紹介
エヴェレスト,D.D.[エヴェレスト,D.D.] [Everest,Des Dearlove]
英国の作家。妻、ふたりの十代の子どもといっしょに、アッシュダウン・フォレストにあるエドワード調の屋敷に住む。執筆していないときは、地元のサッカーチームのマネージャーや、息子のロックンロール・バンドの裏方を務めている。ジャーナリストでもあり、ノンフィクションの作品を多数出版している
こだまともこ[コダマトモコ]
東京生まれ。出版社で雑誌の編集に携わったのち、児童文学の創作と翻訳を始める
石津昌嗣[イシズマサシ]
1963年、広島生まれ。作家/写真家/絵描き。武蔵野美術大学卒業後、グラフィックデザイナーを経て、海外を三年間放浪する。帰国後、写真と執筆に携わる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
mocha
95
【西日本読書感想画コンクール課題図書】ライトなハリーポッターという印象。本が飛び回ったり、言葉を交わしたり、飛び出す本からは本当に飛び出してくるし(飛び出る本というのもある)本好きには嬉しくなるような魔法がいっぱい。ブックエンド獣というのも楽しい発想だ。「マジック」と「イマジネーション」が同じ語源を持っていることに納得する。「ハリポタ」ファンには浅く感じられるだろうが、面白い感想画が期待できそう。2016/06/12
ねむねむあくび♪
62
図書館の本。新聞の書評で紹介されて興味を持ったが、児童書の域を出ず、残念。特に翻訳が下手過ぎる…((T_T))主人公のアーチー少年がブックエンド獣を挑発?するシーンなどは、お行儀が良すぎて、“イチかバチかの”(笑)、挑発のニュアンスさえない。大人も子供も夢中にさせるハリーポッターや獣の奏者のような、魅力は無かった。2015/10/07
みーちゃん
38
図書館でこの本の題名を見た時、「あ、この本絶対に面白いな」と直感で思い、すぐに借りました。 とても分厚い本ですが、中はとても読みやすく、面白かったです! アーチー・グリーンという男の子は、十二才の誕生日に小包をもらいます。そして、いとこたちと一緒に魔法図書館の謎を解き明かすお話です。他のシリーズもあるみたいなので、今度借りたいです。2020/02/01
徳浄さん
22
図書館本。魔法の図書館には行ってみたいものだと思った。本がしゃべったり、パタパタと飛んだり、本の中から怪獣が出てきたり、蔦植物が大きくなっていくなんて、ちょっと恐いけれどw。まるで、ハリポタ。続きが出るようなので読みたい。2017/02/10
ちるちるミチル
9
ハリーポッターの軽い感じでした。後半登場人物がどっと増えて誰が誰だかわからなくなりそうでした。お婆ちゃんってどうなったのか気になるので続きも読まないとならないですね。2016/05/24