著者等紹介
松田哲夫[マツダテツオ]
1947年、東京生まれ。筑摩書房の書籍編集者として「ちくま文庫」「ちくま文学の森」「ちくま日本文学全集」「ちくまプリマー新書」を創刊する(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
1 ~ 1件/全1件
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
訪問者
5
魯迅「故郷」、ヘッセ「クジャクヤママユ」は何度読んでも心に染みる傑作。吉行淳之介「子供の領分」、岡本かの子「みちのく」、コールドウェル「苺の季節」、タゴール「ボライ」、ウルフ「堅固な対象」も面白い。2024/03/05
マッピー
4
収録作品・星新一「友だち」・国木田独歩「画の悲み」・魯迅「故郷」・菊池寛「納豆合戦」・中島らも「牛乳時代」・ヘッセ「クジャクヤママユ」・吉行淳之介「子供の領分」・ボルヒェルト「シシフシュ」・岡本かの子「みちのく」・モルナール「ある小さな物語」・コールドウェル「苺の季節」・タゴール「ボライ」・中野重治「菊の花」・V・ウルフ「堅固な対象」 小学生向けの本で「ともだちの話」という書名なのに、ほほえましい思い出話ではなく、少し苦い話が多い。「ともだち」を単なる遊び相手ではなく、自分を映す鏡としているから。2015/12/24
私的読書メモ3328
2
岡本かの子『みちのく』までは、とても良かったと思います。このシリーズにしては、珍しくテーマに沿っていました。ただそれ以降が、かなりはっきりと性的な要素もある幼い恋愛ものなど、流石に小学生向けじゃないだろうと。2022/12/14
May
1
姪へのプレゼントとして購入するも、その前に読んでみた。最初の星新一でやられた。当たり前だが大人が読んでも十分に楽しめる(?と思うものもあったが)。だからこそ、小学生の間に読んでおきたいとあることに、大丈夫なのか?と思ってしまった。自分を基準にすると、小学生の頃にこれを読んで面白いと思ったかどうかはなはだ疑問。それに、各作品の良さをたぶん理解できなかっただろう。小学生には小学生なりの読み方があるのかもしれない。まずは読んでみるよう話して、プレゼントしよう。2015/10/10
茶々
1
故郷、クジャクヤママユ、納豆合戦は義務教育のころ読んだ覚えがある。ヘッセはやはりこの短編が一番好き。ある小さな物語は映画的で印象に残った。あと、国木田独歩の文章がなかなか好み。中島らもだけがジャンル違う感じで浮いてる(笑)2014/03/18
-
- 和書
- 明易 - 句集