サムとデイブ、あなをほる

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  • サイズ A4判/ページ数 40p/高さ 28cm
  • 商品コード 9784751527146
  • NDC分類 E
  • Cコード C8797

内容説明

ぼくたちあなほりたんけんたい。ほるよ、ほるよ、どこまでも。すっごいものをみつけるまで!

著者等紹介

バーネット,マック[バーネット,マック] [Barnett,Mac]
アメリカ、カリフォルニア州生まれ。“Billy Twitters and his Blue Whale Problem”など、絵本のテキストを手がける。邦題『アナベルとふしぎなけいと』(あすなろ書房)で、2012年ボストングローブ・ホーンブック賞を受賞。サンフランシスコ在住

クラッセン,ジョン[クラッセン,ジョン] [Klassen,Jon]
カナダ、オンタリオ州ナイアガラフォール生まれ。アニメ映画やミュージックビデオのイラストレーターとして活躍。絵本“Cats’ Night Out”のイラストでカナダ総督文学賞を受賞。ロサンゼルス在住

なかがわちひろ[ナカガワチヒロ]
東京芸術大学美術学部卒業。訳書に『どうぶつがすき』(2012年日本絵本賞翻訳絵本賞、あすなろ書房)など。創作作品に『かりんちゃんと十五人のおひなさま』(野間児童文芸賞/偕成社)など(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

やすらぎ

130
人は考える、そして迷う生き物である。サムとデイブは穴を掘る。なぜ掘るのか、未知の世界への冒険心だろうか、そこに明確な理由はないのだろう。もしかしたら大発見があるかもしれない、宝物を手に入れられるかもしれない、好奇心だろうか。ある程度掘り進むと人は考える。そのままでいいのかと。そしてまた進み考える。変化が必要ではないかと。選択をするたびに進路は増えていく。どちらに進むと正解だったのか、どちらでもよかったのか、それはわからない。ジョン・クラッセンの描く表情から感情はうかがえないが、満足感に満たされているよう。2025/09/20

Hideto-S@仮想書店 月舟書房

94
何と言ってもジョン・クラッセンさんの絵の魅力に尽きるかな。余白を活かしたおしゃれな画面にクールな犬と猫が愛らしい。登場人物たちはただただ真面目なのに笑えてしまう。ひたすら穴を掘る二人の少年サムとデイブ。宝物はすぐ近くにあってもなかなか見つけられないもの。第三者(読者)には見えていても、一所懸命な本人たちは気づかないことって多いのかも知れないね。それが人生(笑)。2015年1月初版。2015/07/25

Natsuki

85
TEDカンファレンスを題材にしたTV番組を見て、気になった絵本作家マック・バーネットさんの作品♪絵はジョン・クラッセンさん♪♪『サムとデイブ、あなをほる』「・・・すっごいものを みつけるまで ほるんだ」と、ほってほってほりまくる二人。読者には見えている。そして恐らく犬も解っている(笑)ラストで「ん?」慌てて最初のページに戻って「ん!?」・・・うわぁ~そういうことか( ☆∀☆)たぶんサムとデイブは解ってない・・・だろうな(^w^)2015/10/08

Kawai Hideki

82
宝物を掘り出すことを期待して、穴を掘り続けるサムとデイブのお話。最初はずんずん下に。何も出てこなかったので今度は横に。それでも見つからないので今度は二手に分かれてナナメに、再度初心に戻ってまた下に。方向転換のたびに、実はもう少しですごい宝物に行き着いたのに…という事実が暗に示されて面白い。やがて、食料も体力も尽きて振り出しに。犬だけが、穴掘りの派生物である骨を手に入れてご満悦。研究や市場開拓など、探索的な努力の影に潜む真理を皮肉かつ自虐的に描いた作品だと思った。2016/08/28

hundredpink

44
こりゃあ愉快だ。2016/06/21

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