内容説明
小さな鉢からひろがる大きな世界!海外でも人気のBonsai、その「和」の心を、わかりやすく紹介します。庭がなくても、木は育てられる!手軽に盆栽を楽しむためのかわいいアイディアが満載。ボンサイ入門絵本。
著者等紹介
大野八生[オオノヤヨイ]
千葉県生まれ。子どものころから、園芸好きの祖父と共に植物に親しむ。造園会社などの仕事を経てフリーに。現在イラストレーター、造園家として活躍中(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
シナモン
160
テレビの園芸番組で盆栽を観ていいなぁと思い読んでみました。ほんわかかわいいイラストがいっぱい。近寄りがたいイメージだった盆栽ですが、一気に身近に感じることができました。カラフルな西洋風の寄せ植えも良いけど、和を感じさせる「草もの盆栽」とかいいなぁ。あとこぼれ種から育てる盆栽も魅力的。作り方も詳しく載ってるので実用書としても活用できそう。手元に置いておきたくなる一冊でした。2021/02/25
真香@ゆるゆるペース
149
図書館本。読友さんの感想で気になった一冊。盆栽というとお年寄りの方が楽しむ高尚でシブい趣味というイメージだったけど、近年は若者にも人気が出始め、海外でも「BONSAI」として注目されているそう。元々緑は好きだし、最近はオシャレで手軽に楽しめるものもあるとのことで、興味を持ち始めた。盆栽とは?という話から作り方や種類などが可愛いイラストで紹介されていて、とっつきにくかった盆栽が身近に感じられるようになった。絵本だけど子供向けではなく、盆栽ビギナーの入門書的な感じ。コロンとして可愛らしい苔玉もすごく気になる!2021/07/14
積読亭くま吉(●´(エ)`●)
82
★★★★☆絵本?いや教科書?入門書?…ムムム(´⌒`)うん、やっぱり絵本なのです。入門書に匹敵する情報量の絵本。何より…眺めているだけで、自分も仕立てみようかなぁ♪なんて、気分になります。「立派な盆栽が欲しいなぁ」では無くて、どれどれ試しに、今食べたグレープフルーツの種を、ちょっとこの鉢植えの隅っこに…なんて気持ちになってしまうのです(笑)土に触れ、水をやり、枝葉を矯めて緑を育てる。そりゃ~堪らない魅力なのです!2015/05/28
☆よいこ
80
分類627。盆栽はただの鉢植えではない。盆栽は、自然の風景をこの小さな鉢の中で表現したもの。「木」「花」「実」「草」を楽しむなど、さまざまな種類がある。▽盆栽の作り方は、まずイメージ作りから。土の説明、肥料の説明、季節ごとの手入れなど詳しく説明している。イラストが分かりやすい。盆栽の飾り方、素材図鑑あり。後ろ見返しに索引。▽ふりがなあり、情報も多く良本。2013年刊▽小学6年生の国語で日本文化を紹介しようという課題があり、使える。2021/11/03
Hideto-S@仮想書店 月舟書房
67
自然の風景を小さな鉢の中で再現した盆栽の世界。おじいさんと女の子との対話を通して盆栽の知識が得られる絵本です。作り方から道具や季節ごとの手入れ、素材図鑑や巻末には索引まで設けられた充実の内容。初心者向け〈盆栽Q&A〉まである本格的な構成になっています。体裁こそ絵本ですが「はじめての盆栽」のテキストとして最適だと思います。興味がある人は、手元に置いておくことをお勧めします。個人的には苔盆栽をやってみたいです♪2015/05/27
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