内容説明
悪いやつほどおもしろい。名作短篇がぎっしりつまった一冊。
著者等紹介
松田哲夫[マツダテツオ]
1947年、東京生まれ。筑摩書房の書籍編集者として「ちくま文庫」「ちくま文学の森」「ちくま日本文学全集」「ちくまプリマー新書」を創刊する(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
ヴェネツィア
260
「中学生までに読んでおきたい日本文学」シリーズの第1巻。「までに」の解釈によれば、小学生のうちにともとれるが、内容からしても、どうやらここは中学校卒業までにの意味だろう。それでも、中学生には難解な言葉も多く含まれるので、注が付されている。この巻は「悪人の物語」で、11の短篇(山村暮鳥だけは詩)を収録する。編者は松田哲夫なのだが、悪人のとはいうものの、果たしてそれに該当するだろうかと疑問に思うものも含まれる。色川武大「善人ハム」、吉村昭「見えない橋」、柳田國男「山に埋もれたる人生ある事」などがそうである。⇒2026/06/22
KAZOO
110
編纂されている方が筑摩書房の文学の森や日本文学にかかわった松田哲夫さんということでそこからのものが多いのですが楽しめます。他のところではあまり読まないような作品がかなり多く収められている気がします。宮沢賢治の「毒もみの好きな署長さん」などはブラックな感じです。森銑三、小泉八雲、柳田國男などが興味を惹きました。しかし本当に最近の中学生は読めるのか心配です。2020/01/28
涼
57
http://naym1.cocolog-nifty.com/tetsuya/2023/05/post-767db6.html お馴染みの作家でも知らない作品もあって、それぞれに面白かったです。2023/05/27
かおりんご
51
11人の作家さんの「悪人」に関する話をまとめたもの。大人でも十分楽しめます。いや、大人だから楽しめるのかもしれません。悪人にもいろいろあって、愛すべき悪人もいれば、極悪非道のものもいて・・・。このシリーズは読破したいと思いました。2014/10/05
こばまり
49
シビれるアンソロジー。中学生までに読んでおきたいシリーズの第一弾とのことだが、満喫できたとしたら大したおませさんだ。収められているのは大正から昭和にかけての作品だがいずれも見事に古びていない。エバーグリーン文学と申せましょう。2017/03/12




