内容説明
ハツカネズミのすむネコイラン町にはチュウチュウ通りというすてきな通りがあります。その5番地にすむのは、ケーキ屋さんのチャイブ。ある夜、むかし、あこがれていたすてきなネズミに再会したチャイブは…。
著者等紹介
ロッダ,エミリー[ロッダ,エミリー][Rodda,Emily]
オーストラリア・シドニー生まれ。シドニー大学で英文学を学ぶ
さくまゆみこ[サクマユミコ]
東京生まれ。出版社勤務を経て、現在はフリーの翻訳家
たしろちさと[タシロチサト]
東京生まれ。大学で経済学を学んだ後、4年間の会社勤めを経て絵本の制作を始める(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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gtn
24
誰にも見られていないように思っても、誇りをもって為すべきことを続ければ、誰かが認めてくれる。2020/02/26
anne@灯れ松明の火
20
シリーズ追っかけ中。第5弾。主人公はケーキ屋さんのチャイブ。自分ではすごく幸せだと思っていたのに、他人から「それでいいの?」「もっと違うことをしたら?」なんて言われると、特にその他人が一般的に成功している人だと、どうしても気持ちがぐらついてしまう。そんなチャイブの揺れる心がすごく伝わってくる。予想外の展開はあまりなかったが、今までの中で、一番穏やかで優しく、温かな気持ちになれた。前巻同様、裏表紙まで話が続いていて、最後にくすっ♪ チャイブのお菓子、食べたいよ~!2014/04/24
遠い日
18
チュウチュウ通り5番地に住むのはケーキ屋のチャイブ。おかし作りを愛することは誰にも負けないし、満足してした気持ちが、有名人になった旧友と再会することでぐらついてしまう。誰かと自分を比べることの愚かさに気づかせてくれたのは、町の仲間の温かなことばと、自分のこれまでの誠実な仕事ぶりだ。自分の信じるところを黙々と行く姿は、かっこいい。2015/06/18
千尋
16
タイトルと挿絵に惹かれて借りてきた本*『チュウチュウ通り』シリーズ*ハツカネズミの住むネコイラン町チュウチュウ通り5番地でケーキ屋さんをしているチャイブの物語*ある夜、チャイブは学校時代の友達ローリーと憧れの女性デイジーと再会しますが・・心が温かくなれるストーリー*2012/04/21
花林糖
12
(図書館本)自分の作るお菓子でみんなを幸せに出来るってほんと幸せですね。裏表紙を見てにっこりでした。2015/06/18




