内容説明
ハツカネズミのすむネコイラン町はチュウチュウ通りというすてきな通りがあります。その3番地にすむのは、子だくさんで、大いそがしのおかあさん、フィーフィー。ある晩、フィーフィーはつかれはてて、ごはんをいれたおさらに、顔をつっこんで、ねてしまいました!小学校1、2年生から楽しめる絵童話の傑作。
著者等紹介
ロッダ,エミリー[ロッダ,エミリー][Rodda,Emily]
オーストラリア・シドニー生まれ。シドニー大学で英文学を学ぶ
さくまゆみこ[サクマユミコ]
東京生まれ。出版社勤務を経て、現在はフリーの翻訳家
たしろちさと[タシロチサト]
東京生まれ。大学で経済学を学んだ後、4年間の会社勤めを経て絵本の制作を始める(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
☆よいこ
57
子だくさんで大忙しのねずみフィーフィー。子ども達はお母さんを休ませようとお手伝いをするが、ますます散らかり大騒ぎで大変なことになってしまう。お母さんに夏休みの旅行をプレゼントするために[チーズ・ホイホイ]を食べて懸賞に応募することにした。ところが、チーズ・ホイホイはとても不味かった。これを50箱も食べるだなんてツライ。なんとかやりとげて応募したが当たったのは…。▽児童書。イラストも可愛く、話もしっかりしている。ねずみ年に展示紹介する。2019/12/24
anne@灯れ松明の火
21
チュウチュウ通り追っかけ中。3番地の住人は、子だくさん(夫は船乗りのため1人で面倒を見ている)のフィーフィー。これは借りずに、図書館の隅で読んだのだが、1・2よりもおもしろくて、笑いをこらえるのが大変な場面もあった。大忙しのお母さんを助けようとして、かえって仕事を増やす子どもたち。あるある(笑) そして、疲れきったフィーフィー自身が休みが必要だと自覚。その方法とは? 途中の展開は読めて、笑えて来たが、〆は思いもつかない形で、ビックリ&満足。いい子たち、いい仲間たちに囲まれ、フィーフィーは幸せだね♪ 2014/04/16
さく
17
忙しいフィーフィーのことを、チュウチュウ通りの仲間たちみんなが気遣って、願いを叶えようとチーズホイホイを食べたのに…。2等賞が届いた時の絶望感は半端ない。でも、フィーフィーはみんなに愛されてた!住人みんなからのプレゼント、とっても素敵だな!子どもたちのはじめの頑張りも、ありがた迷惑だけど、気持ちは嬉しいよね!!2025/01/13
遠い日
15
チュウチュウ通り3番地に住むフィーフィーは子だくさんのおかあさん。当然目の回るほど忙しい。疲れたおかあさんにどうにかして夏休みをとらせてあげたいと願う子どもたち。町のみんなの助けで、思いもよらない休みを過ごすまでのドタバタが最高におもしろい。このネコイラン町の温かさが、いい。2015/06/18
花林糖
13
(図書館本)チーズホイホイの味が気になったけど食べたくないな。お母さん大好きな子供達のドタバタが微笑ましい。2015/06/21