内容説明
春にはラッパズイセン、ヒメリュウキンカ。夏にはハマカンザシ、ヤナギラン。秋にはカルーナ、ユウゼンギク。そして、冬にはスノードロップ。シャーロット・ヴォークの美しい水彩でつづる野の花ガイドえほん。
目次
きせつについて
花をよく見る
いろいろな葉
黄色い花
緑の花
白い花
ピンクの花
赤い花
むらさきの花
青い花
著者等紹介
ヴォーク,シャーロット[ヴォーク,シャーロット][Voake,Charlotte]
イギリスのウェールズ生まれ。ロンドン大学美術史科卒業。主な作品に『ねこのジンジャー』(スマーティーズ賞金賞)など
ペティ,ケイト[ペティ,ケイト][Petty,Kate]
イギリスのハートフォードシャー生まれ。ヨーク大学で学ぶ。作家、編集者
福本友美子[フクモトユミコ]
公共図書館勤務の後、子どもの本の研究・翻訳をする(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Rosemary*
50
イギリスの庭や道端、空き地などに生えている草花たち。シャーロット・ヴォークさんの優しい水彩画とともに、イギリスの呼び名、日本での呼び名、生育地、花期が、わかりやすく紹介されている。見ているだけでも楽しい作品。なかの一言コメントも可愛い*2015/07/12
遠い日
6
子どものころから翻訳ものの本を読むとき、教会やその文化、植物、生きものの名前に、とても異文化の香りを感じて来た。知らない行事や行為、花の名前、鳥の名前、そんなものを知りたいとずっと思ってきたし、今も思っている。この本はイギリスの野の花にかぎってのみではあるけれど、楽しかった。日本に入ってきている野草もあるし、似た花も。花の色で分けられているのが、いい。イラクサ、クロアザミ、ニオイスミレ、ブルーベル・・・など、脳裏に居残っている花も登場して満足。2013/03/15
timeturner
4
「イギリス」に特化しているのがツボ。花の色別にまとめられていて、英語名、日本名、草丈、生育地、(イギリスでの)花期、学名のほかに、さまざまなトリヴィアが添えられているのも楽しい。さくいんも英語と日本語の両方ある。イギリスが舞台の小説を読むときに手元にあるとより楽しめると思う。2013/08/28
すまこ
1
イギリスの本を読んでるとでてくる聞いたことないなーという植物のなぞがとけてうれしい!2012/04/28
Lucie1104
1
本の花束で良さそうと思って頼んだら、予想以上に素敵な絵本♪絵が可愛くて眺めるだけで楽しいし、雑草なのにこんなに可愛いお花があるんだなぁと。2011/10/29