内容説明
マチルだばあやの魔法はいずこへ?メンバーも増えて、また悪い子に逆戻りしたブラウン家の子どもたちが、今度は大都会ロンドンへ!待ち受けるのは、あの、おそろしいアデレード大おばさんとそして…。
著者等紹介
ブランド,クリスティアナ[ブランド,クリスティアナ][Brand,Christianna]
1907‐1988。イギリスのミステリー作家。1941年に『ハイヒールの死』(早川書房)を発表後、数々の作品を執筆する。英国推理小説の黄金時代最後の作家
アーディゾーニ,エドワード[アーディゾーニ,エドワード][Ardizzone,Edward]
1900‐1979。イギリスの絵本作家、挿絵画家。1936年、『チムとゆうかんなせんちょうさん』(福音館書店)を発表。これが有名な「チム」シリーズの第一作となる。1956年『チムひとりぼっち』(福音館書店)でケイト・グリーナウェイ賞を受賞
こだまともこ[コダマトモコ]
東京生まれ。出版社で雑誌の編集に携わったのち、児童文学の創作と翻訳をはじめる。白百合女子大学講師(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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たまきら
24
2巻があったのを知らずにいたのでワクワクして読みました。また違うお家での活躍を描くのではなく、あくまでもあのとっぴょうしもないブラウンさんにこだわるあたりがこの著者のおかしなところです。くせのある登場人物たちも相変わらず。みんな基本的にはあまり変わらないけれど、結構最後には良いところに落ち着くのがおかしい。壁のオートミールをなめるエピソードで笑いの発作がとまらなくなりました。マナーの悪い子供たちに接した時に、こういうことを想像してたのかしら、このヒト。ぷぷぷ。2020/12/17
キキベル
7
ばあやがいなくなるといたずらっ子に戻ってしまうなんて…この子達がほんとにいい子になれる日は来るのかなぁ2017/07/09
ロピケ
4
あれっ?この展開は!シリーズ物なので、パターンがあるのは当然。良い子になったんじゃなかったの?前作が基本篇だとしたら、こちらは少しステップアップ。子ども達も人の気持ちが随分分かってきているのかな。期待したほど、ロンドン名所は出てこないけれど、ちょっとしたところが面白かった。一番いいなあと思えたのは、エビー先生のお母さん。代替品を気に入ったようだけれど、それって大丈夫なの?子供向けだから、こんなのも有りなのか〰と。それにしても、挿絵は最高に味わい深い。子どもの数、増やしてもあまり筋には関係なかったかな。2012/04/24
り
3
すごい話ですね。前作も気になりました。2022/01/22
timeturner
3
アーディゾーニの挿絵目当て。それにしても、いくらマチルダばあやが子供たちをいい子にしたって、ばあやがいなくなったらすぐに元の木阿弥だと思うな。2016/03/02