内容説明
「ハンスぼうやの国」の住民は、変わり者ばかりです。自分でうばぐるまをこいで爆走するハンスぼうや。年老いて、残り少ない歯がうずうずするアカイヌ。陰気なオジクマ。バイクにのったヤンキー・ゴムザルのマックなどなど。好きな遊びだって、ちょっとヘン。友だちを砂場にうめたり、クマベートーベンをきいたり、赤ちゃんウサギごっこをしたり…。さて、きょうは。ウィットに富んだユニークな現代スウェーデン童話。
著者等紹介
リンドグレーン,バルブロ[リンドグレーン,バルブロ][Lindgren,Barbro]
スウェーデンの作家。1939年生まれ。1965年、『マチアスの夏』でデビュー。以後幼児向け絵本から大人向けの小説まで、数多くの作品を書き続けている。アストリッド・リンドグレーン賞、ニルス・ホルゲルソン賞、セルマ・ラーゲルレーフ賞など、受賞歴も多数
エリクソン,エヴァ[エリクソン,エヴァ][Eriksson,Eva]
スウェーデンの画家。1949年生まれ。美術学校でテキスタイルを学び、1977年、『青い湖の子供たち』でデビュー。作品多数。エルサ・ベスコフ賞、アストリッド・リンドグレーン賞他、受賞歴も多い
木村由利子[キムラユリコ]
大阪出身。大阪外国語大学デンマーク語学科卒業。主としてスカンディナビア三国の児童書の、翻訳と紹介を行っている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。