内容説明
闇の神マゴスの手下が動きだした!黒い魔剣“悲痛”をマゴスに届けるため暗躍するのは、謎のカメレオン人カグアン。その不気味な正体とは…?一方、終わりの見えない冬の時代、ソートラント王国の若き王エルギルとトウィクスは民の信頼をとりもどすことができるのか。
著者等紹介
イーザウ,ラルフ[イーザウ,ラルフ][Isau,Ralf]
1956年ベルリン生まれ。コンピュータプログラミングの仕事のかたわらファンタジー小説を書きはじめ、作品がミヒャエル・エンデの目にとまり、作家デビュー。1997年『盗まれた記憶の博物館』(あすなろ書房)で、ドイツ児童書界で権威あるブックステフーダー雄牛賞を受賞
酒寄進一[サカヨリシンイチ]
1958年生まれ。上智大学、ケルン大学、ミュンスター大学に学び、新潟大学講師を経て、和光大学表現学部教授。児童文学を中心に、現代ドイツ文学の研究紹介をおこなっている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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ももさく
2
ファルゴンとトウィクスという物語の中心人物が最後を遂げるとは…後半からはハラハラドキドキでどうなるんだろうの連続でした。2013/09/02
きーみん
2
誰か死んでしまうだろうフラグが立っていたので、ポピが死んじゃうのかなぁとビクビクしながら読んでいたら、まさかまさかの展開!3巻が待ち遠しい。2010/02/13
未来来
2
前巻で王位を取り戻したものの、今度はその時失われたと思っていた魔剣悲痛を敵の手から奪う旅路に出る事に。メインキャラは前巻とほぼ同じですが、新たに盾持ちのポピが固定メンバーに加わります。クロディーボがいる為に火の風達に出番が無かったのが個人的には残念。相変わらずエピソードが多くて進むのは早かったです。ストーリーは終盤に差し掛かる辺りで大変な事になりました。贔屓されている気はしていましたが、まさかの展開。前巻はすとんと終わったのに対し、この巻は次の巻が待ち遠しくなる終わり方でした。《大学図書館》2009/10/26
葉由
1
【ネタバレ注意】シルマオは中国のイメージ?主人公が2人から1人になるの、ネシャン・サーガと同じだ……2012/06/02
kei
1
☆☆☆☆☆2011/08/29