内容説明
「いずれ、おまえはダイア・マグヌスのために『最古の魔術書』の最後の1冊『ブラック・レコニング』を探すことになる」囚われたエマに投げつけられたロークの言葉。一方、エマの行方を探すケイトとマイケルは…。
著者等紹介
スティーブンス,ジョン[スティーブンス,ジョン] [Stephens,John]
バージニア大学で、美学の修士号を取得。テレビドラマのプロデューサー、脚本家を経て、「最古の魔術書」シリーズを執筆。ロサンゼルス在住
こだまともこ[コダマトモコ]
東京生まれ。出版社で雑誌の編集にたずさわったのち、児童文学の創作と翻訳をはじめる。白百合女子大学講師(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ネズミ
5
★★★★★ ガブリエルが死んじゃったのがショックすぎて。それからレイフも。なんど泣きそうになったことか。エマはとっても立派でした!最後のエマの言葉、本当に泣きそうでした。2017/09/09
ぽて
5
そして最終巻【最後の書・レコニングが司るのは『死』。囚われてしまったエマ。心の拠りどころである人物の存在と別離の悲しみ。『命の書』を使用する時にはその人の人生を追体験するものだったが、『死の書』がもたらすものは…。そして三冊を集めた時三人が犠牲になるという言葉の意味は…。『死』とは全ての終わりではないということ、歩んできた人生に『愛』を感じた経験の有無。長女ケイトの愛した存在と過ぎ去りし時間と憎むべき相手の正体、そして全ては必要な事象であり、最後の瞬間の『彼』の存在】清々しい終わり方ではないが納得の終着。2016/06/05
まさ公
2
だいたい最後はまとめで、一巻目が一番面白いというパターンが多かったけど これは、この巻が一番よかった。 ガブリエルさんとレイフの結末は悲しい。2016/03/08
ocean
1
YA向けファンタジー「最古の魔術書」3部作の最終巻。2千年前に作られた世界を支配出来るという3冊の魔術書、その守り人として運命づけられた3人の子どもたち兄弟の戦いの物語り。第3巻では末妹エマが死を司るという最後の書「レコニング」を手に入れるため死者の国へと向かいますが・・・。部分的には面白い所もあるけれど、全般的には退屈な、何処かで読んだことのあるような物語り。また主人公の3兄弟、特に長姉があまりに頼りない。読んでいて正直むかつきます。「愛が世界を救う」という顛末にがっかり。2016/01/08
さな子
0
表紙のカリアディンさんがすきです。念願の両親との再会と、それを上回る仲間たちとの別れ。世界は救われたけどレイフはむくわれない。切ない。2016/12/27
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- 和書
- 能・狂言の見方楽しみ方