出版社内容情報
ゆうたの家のくるみの木。家族みんなで大切にしてきたのですが、ある日おばあちゃんの部屋を庭に作ることになって…。悩んだ末に決めたゆうたの心。そしてゆうたとおばあちゃんが向かった場所は…。 小学校低学年程度
内容説明
ゆうたの家のくるみの木。家族みんなで大切にしてきたのですが、ある日おばあちゃんの部屋を庭に作ることになって…。悩んだ末に決めたゆうたの心。そしてゆうたとおばあちゃんが向かった場所は…。成長していく少年と彼を見守る家族、そして庭のくるみの木。素朴な絵と物語全体を包むやさしい空気に心があたたまる絵本。
著者等紹介
阿部肇[アベハジメ]
群馬県館林に生まれる。桑沢デザイン研究所卒業後、新聞社勤務を経て、フリーのイラストレーターとなる
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ツキノ
16
【著者の体験をもとにつくられた絵本】2003年10月発行。ゆうたの家の庭にあるくるみの木。なんとかわらでひろってきたくるみの実から芽が出て気になったという。ゆうたとともに大きくなった。おばあちゃんが一緒に住むことになり、1階に部屋を増築する。そのためくるみの木を切らなければならない。ゆうたの悲しみ。おばあちゃんといっしょにかわらに行く場面がいい。「この木がばあちゃんで、その実がゆうちゃんみたいだね」【274】2023/12/17
Tomoko
0
ゆうたが生まれる前から庭にあるくるみの木。ゆうたはくるみの木と一緒に成長しました。ある日、おばあちゃんの部屋を作るためにくるみの木を切らなければいけなくなって…2016/11/14
kr
0
ゆうたのうちにはくるみの木があります。 はじめての実がなったその年、くるみの木は、切り倒されなくてはならなくなりました。 例え死んでも、子から孫へ、命はつながっていく。 自分の体験を基にしているそうだ。2005/08/26
あじさい
0
『命のリレー』ということで、読ませて頂きました。人間の命 植物の命…命あるものは全てすばらしい2003/11/10
みこと
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(図書館)優しい子…。2019/01/04