ぞうのさんすう

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  • サイズ B5判/ページ数 1冊(ペ/高さ 20X26cm
  • 商品コード 9784751519806
  • NDC分類 E
  • Cコード C8797

出版社内容情報

ぞうは幸せでした。100年生きてみて、やっとゼロというものがわかりました。人気絵本作家ヘルメ・ハイネの処女作、待望の復刊……  小学校低学年~中学生

内容説明

ぞうはしあわせでした。100年いきてみて、やっとゼロというものがわかりました。もうかんがえることはなにもありませんでした。…年を重ねるからこそ、わかることがある。人気絵本作家ヘルメ・ハイネの処女作待望の復刊。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

nyanco

52
小さなゾウがが枯れ草を食べてはうんちをする。誕生日ごとにウンチの数が増えていく。しかし、50の次は49に…。数は毎年減り、最後は遂に0に…。大人が読むとズシンとくる本だろうと思います。増えていった最初の50年と、減っていく残りの50年。100年生きてみてゼロというものが解る。もう考えることはなにもなく、ゾウもゼロになり消えていく…。人生の折り返しを既に過ぎた私。最後にゼロになって幸せに消えていくことが出来るのでしょうか…。小さな子供には少し難しいかもしれませんが、良い絵本でした。2010/04/23

新田新一

33
題名が面白くて、読んでみました。食いしん坊の小象は、毎日お腹いっぱいになるまで葉っぱを食べました。水も多く飲み夢を見て、朝はうんちをします。自分のうんちを数えて算数を学ぶようになりました。ところがある朝おかしなことに気づいて……。途中まではユーモラスなタッチで進むお話が、後半になるとしんみりとしたものになります。大人にとっては胸に染みることが描かれています。子供達には分からないかもしれません。でも心に強い印象を残すでしょう。大人になって思い出したら、あっと悟るはずです。深遠なことを親しみやすく描いた傑作。2024/10/01

絵本専門士 おはなし会 芽ぶっく 

19
9月後半に3年生で『わすれられないおくりもの』のブックトークをするので再読。ただ、地元の図書館には無いのでどうしようかな?いのちを考えるテーマにピッタリな絵本です。象が数えるものが『ウンチ』なので、『いのち』に繋がるとは前半気づかない子が多いと思います。それがいい!2019/08/30

pocco@灯れ松明の火

19
図書館(読友さん紹介):物を得る、何かを出す、それの繰り返しが、「いきる」ってこと。例えば、知識を得て話す、酸素を吸って二酸化炭素を吐く、ご飯を食べて糞尿を出す。そして活発に細胞が増えて発達、後に減少して老化する。生きるって長い道のり。2011/05/18

mntmt

18
哲学。なんとなくわかる。2016/05/08

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