出版社内容情報
強く賢いオオカミの王ロボ。家来を従えて、たくさんの牛を殺したロボと、牛を守る人間との熾烈な闘いを描く……新シリーズ第1巻。 幼児~小学校低学年
内容説明
つよくかしこいオオカミの王ロボ。たくさんのウシをころしてきたロボと、ウシをまもるにんげんとのたたかいがいまはじまる。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Yukiko Yosuke
17
言わずと知れたシートン動物記。幼年版なので小学校低学年から読める。ニューメキシコ州の田舎カランポーで、多数の放牧されている牛を殺してきたオオカミの群れのボス、ロボを捕えるまでの人間対オオカミの知恵比べを描く。自分に対して準備された罠には決してかからなかったロボが、自分の番の雌オオカミのブランカが罠にかかったことで破滅を迎える様に哀れさを感じる。展開が結構ドラマチック。2023/07/23
いろ
15
低学年~の児童書15-20分。9歳男児,読みながら「ロボはすごく大きいよ!王さまだから!」「ロボ達はすごいよ!5年間で牝牛を2,000頭も倒すんだよ!」「ロボは強くて賢いから,毒をすぐ見破るよ。」「ロボを捕まえるために130個も罠を仕掛けたんだよ!」「ロボ可哀想!死んでしまうよ。。。」感動する度に母(私)の所に走って来て報告してくれる^^ どっぷり入り込んで読めた模様。後で母(私)1人読み。狼自体というより,狼退治のお話で,読み進めながらツラくなった。とは言え,シートン動物記やっぱりいい☆ 他も読みたい。2017/04/18
ケ・セラ・セラ
9
ロボと人間の知恵比べ。生きるということの厳しい現実もあり。時間の関係から前半部分のみ3年生に読み聞かせ。続きが気になる!と、他の出版社から出ているもう少し読み応えのあるものや、ロボ以外のシリーズも借りて行ってくれました。読み継がれ夢中になる本ですね。2019/02/28
kazu_tea
7
牛がたくさん食べられてしまったり、ロボの最期など切ない場面もあるのですが、動物の生態を真摯に記録していることと読みやすい文章にぐいぐいと惹き付けられました。シートン動物記の面白さを今になって知ることが出来ました。息子と一緒に楽しみが増えた ♪2015/02/21
どら母 学校図書館を考える
4
下読み2017/09/22