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ウサギが丘のきびしい冬

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  • サイズ A5判/ページ数 223p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784751519059
  • NDC分類 K933
  • Cコード C8097

内容説明

「ことしは、きびしい冬になる」突然、アナルダスおじさんの口からとびだした不吉な予言。のどかに楽しく暮らしてきたウサギが丘の仲間たちは、せいいっぱいの冬じたくをはじめますが…。きびしい冬になると聞かされても子ウサギのジョージーは、初めてのことにわくわく!しかし、おそろしい寒さは、もうすぐそこまで迫っていたのです…。たくましく生きる動物たちをあたたかく描いた動物物語の傑作。

著者等紹介

ローソン,ロバート[ローソン,ロバート][Lawson,Robert]
1892年ニューヨーク生まれ。ニューヨーク美術工芸学校で学ぶ。商業美術関係の仕事を経て、本の挿絵を手がけるようになり、1936年、マンロー・リーフの文による『はなのすきなうし』が大ヒットしてからは、子どもの本の挿絵に専念。1939年、文も絵も自分でかいた『ベンとぼく』刊行以後、自作の本も次々に発表しはじめる。両親と、そのそれぞれの両親(祖父母)を描いた伝記絵本『They Were Strong and Good』でコルデコット賞受賞。『ウサギの丘』でニューベリー賞を受賞。他の作品に『Great Wheel』(ニューベリー賞オナー賞)、『Wee Gillis』(マンロー・リーフ作)、『Four and Twenty Blackbirds』(ヘレン・ディーン・フィッシュ編)(以上2冊、コルデコット賞オナー賞)など。1957年没

三原泉[ミハライズミ]
1963年生まれ(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ちょろこ

143
【うさぎまつり】の一冊。ウサギが丘に暮らす元気な子ウサギ、ジョージー。初めて迎える冬はどうやらきびしい寒さになるらしい。ジョージー家族と仲間たちは食料探しに大忙し。心配性のお母さん、どこかワクワクしているジョージー、冬を前にしたそれぞれの性格が微笑ましい。そして何と言っても挿し絵が可愛い。いきいきとしたリアルな表情が溢れていて魅力的。うさぎたちが本から飛び出しすぐそこで跳ねている錯覚を起こしそう。知恵を出し合いチカラを合わせて乗り越える、これぞうさぎ魂!ラストのジョージーの言葉もキラリと良かった。2021/03/04

こまっちゃん

3
英国紳士なお父さんウサギが良い味を出しているなあ。動物達が協力し合って、厳しい冬を乗り越える童話。シリーズで読みたいです。2015/10/29

timeturner

3
『ウサギの丘』では人間と動物が理想的に共存できる可能性を見せたハッピーエンドで終わったが、この本では「めでたしめでたし」の後の厳しい現実をドラマチックに提示している。これでもかとばかりに丘の動物たちは大変な目に遭うが、ジョージーやウィリーの頑張り、アマルダスおじさんと父さんの滑稽なやりとり、ウッドチャックなど個性豊かな脇役たちのおかげで陰鬱な雰囲気にはなっていない。庭師のティムがいい味を出してきたのもうれしい。 2014/07/20

うにだ

2
図書館本。「大きな家」の住人達と、ウサギのジョージー含む動物たちとの平穏な暮らしに暗雲が立ち込める。然しながら動物たちはそれぞれの選択をしながら厳しい冬を過ごし乗り越えていく。そのたくましさに尊敬。そしていつも通りに過ごせるという事が如何にいつも通りでなく有難い事なのかを教えてくれる。ウサギが丘の皆様に万歳!2022/01/15

ろばみみ

1
「ウサギが丘」に続編があったとは露知らず、図書館で見つけた時はびっくりしました。厳しい冬越しの話なので前作にいた仲間たちも多くが冬眠してしまうのですが、ウィリーとジョージー、うさぎたちの奮闘が微笑ましい。しかしなぜ「大きな家のあのひとたち」はティムではなくわざわざ町から管理人を呼んだんでしょうね。2020/05/23

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