出版社内容情報
両親が恐ろしい伝染病<シャリカサ病>におかされたため、はじめて会った大おじさんの家「オソロシ屋敷」へ行くことになったあわれなエディ。いそいそと迎えの馬車に乗りこむと、そこには奇妙な先客が…。19世紀のイギリスを舞台にくり広げられるおかしなおかしな物語。ヘンテコな人々に翻弄されるまじめな少年、エディの運命やいかに…！？ 小学校中学年～
内容説明
１９世紀イギリスを舞台に、奇人・変人・珍人たちがおりなす世にも奇妙な物語。
著者等紹介
アーダー，フィリップ［アーダー，フィリップ］［Ａｒｄａｇｈ，Ｐｈｉｌｉｐ］
１９６１年生まれ。２歳半のときから、さまざまな学校に通う。約１０年前から作家活動をはじめ、約６０冊の作品を出版している。イギリスの海辺の町に、妻、二匹の猫とともに暮らす。大英博物館で、子ども向けの講座の講師を務める
ロバーツ，デイヴィッド［ロバーツ，デイヴィッド］［Ｒｏｂｅｒｔｓ，Ｄａｖｉｄ］
１９７０年、イギリスのリバプールで生まれる。学校を卒業したあと、ファッションデザインを学び、香港でファッション・イラストレーターとして活躍する。その後、イギリスへもどり、子どもの本の仕事をはじめる。『フランキー・シュタインのロボット』でマザーグース賞候補にあげられる
こだまともこ［コダマトモコ］
東京生まれ。早稲田大学文学部卒業。出版社勤務を経て、児童文学の創作および翻訳をはじめる
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ベーグルグル （感想、本登録のみ）
42
怖い話シリーズのデイヴィッド・ロバーツの絵に惹かれて。何とも奇想天外で、エディ以外の大人が普通でない人ばかりだし、色々難解な所もあったが、それなりに楽しめました。2021/01/17
あたびー
33
両親が変な病気にかかったせいで親戚の家で厄介になることになったエディ。しかし迎えに来てくれたおじさんとおばさんがすっごく変な人たち！そしておじさんの家に向かう道中に出会う人たちも、すっごく変！イギリス人のナンセンスについて行くのもやっとなら疲れたのなんの😵💫いろいろあったけど、まあ最後にはめでたしめでたしで終わったからいいんじゃないですか？2023/09/25
小夜風
22
【図書館】｢怖い話シリーズ｣と同じ挿絵画家さんだったので手に取りました。ハチャメチャでおふざけが過ぎる感じで、文が変なところも誤植なのか意図的なのかも判断がつかないくらい(笑)。面白かったけど、日本の子どもたちがこれで笑えるのかといったら、疑問が残ります。2015/12/01
MOMO
1
茶封筒でできた掛布団？トイレに馬を忘れる？しょっぱなから奇妙奇天烈な物語は、さらにとんでもない奇妙さとバカバカしいまでの奇天烈さをまとって、どんどんと進んでいきます。イラストのせいもありますが、それはまるでティム・バートンの映画をみているような印象で・・・楽しかったわ。三部作らしいのですが、翻訳されているのは、どうやらこれだけのようです。ちょっと残念・・・・・ 2013/08/12
Eddie
1
子供向けの本。子供から見ると、大人たちって多かれ少なかれ「奇妙」なものなんだろうな。2010/02/07
