出版社内容情報
病気の妹を気づかう兄のやさしさと、生きることへの喜びがあふれだす、スウェーデンの人気コンビ、スタルク&ヘグルンドの絵童話。 小学校低学年~中学年
内容説明
病気の人と話をするのは、むずかしい。なにもかも、むなしく聞こえる。うそっぽくて、どこかまちがっている感じがする。ぼくは、むかしパパがドイツで買った黒いバイオリンを手にとった。―妹を気づかう兄のやさしさと、生きることへの喜びがあふれだすスタルク&ヘグルンドの最新作。
著者等紹介
スタルク,ウルフ[スタルク,ウルフ][Stark,Ulf]
1944年生まれ。スウェーデンの人気児童文学作家。1993年に意欲的な作家活動に対しておくられるアストリッド・リンドグレン賞を、1994年に『おじいちゃんの口笛』(ほるぷ出版)でドイツ児童文学賞を受賞
ヘグルンド,アンナ[ヘグルンド,アンナ][H¨oglund,Anna]
1958年生まれ。スウェーデンの人気絵本作家、イラストレーター
菱木晃子[ヒシキアキラコ]
1960年生まれ。慶応義塾大学卒業。現在、スウェーデンを中心に北欧児童書の翻訳に活躍
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。