あすなろライブラリー<br> 江戸のバードウォッチング

あすなろライブラリー
江戸のバードウォッチング

  • ただいまウェブストアではご注文を受け付けておりません。
  • サイズ A5判/ページ数 87p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784751518519
  • NDC分類 488.213
  • Cコード C0321

内容説明

見る・楽しむ・ビジュアルブック。浮世絵、江戸川柳、落語等に、野鳥の姿を探しながら、時代を超えたバードウォッチングを楽しむ。江戸にはツルがいた。トキがいた。江戸を描いた浮世絵などに野鳥の姿を探すと、驚くほど豊かな自然が見えてくる。当時の野鳥の知識の正誤を検証しながら、江戸の原風景を探る本。

目次

今は幻の鳥たち―トキ・ツル・コウノトリ・タカ
江戸前の鳥たち―ユリカモメ・チドリ
江戸の水辺をにぎわせた鳥たち―カモ・ガン・クイナ・シラサギ
川辺の鳥たち―カワセミ・セキレイ
江戸に春を告げる鳥たち―ウグイス・ツバメ・ホトトギス
江戸の町の鳥たち―スズメ・カラス

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

こぶた

4
★★★★ 江戸にはこんな鳥がいて、こんな風に楽しんでいたというのを、浮世絵などをまじえながら、わかりやすく解説してくれて楽しめた。湿地、水場に囲まれて豊かな自然環境だったことを改めて認識。当時の絵の背景などにある小さく描かれた鳥を解明しているのが凄いなと思いつつ、ちょっと微笑ましい。「名所江戸百景」などの浮世絵を注意して見てみたい。2021/08/30

ビリー

2
これが出版された1995年には、まだトキが生きてたんだなぁとしみじみ。江戸時代の浮世絵や風俗画に出てくる鳥の種類から、江戸のバードウォッチング事情を考察していく。自分は結構土地勘のある場所が出てきたから楽しめたけど、そうでない人にはどうだろう。ある程度、江戸の土地や文化について知った上で読むべき本だと思う。鳥の本として読むべきか、江戸民俗の本として読むべきか。2014/08/04

なーり

1
浮世絵の図版がたくさんあって楽しかった。図書館借りたけど、古本でいいから入手したいなあ。御茶ノ水がホトトギスの名所であったり、寒風吹きすさぶ東京湾でチドリ見物をしたり。2012/01/08

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/1650638
  • ご注意事項

最近チェックした商品