内容説明
「ぜーったい、サリーはわたさないっ」。けがをした野生の鳥を連れ帰った少年をまっていたのは…。すぐれたユーモアと、おどろくべきドンデン返し。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
紅花
17
1年生に読み聞かせ。切羽詰まってくる状態に、静まりかえったら・・・最後のオチで、大爆笑!楽しかった。2016/03/03
絵本専門士 おはなし会 芽ぶっく
15
令和3年度小学校朝読書リスト 高学年 (朝読書で読んだ絵本や紙芝居はそのまま貸し出します) 弱った鳥を保護し面倒を見るハリー。鳥は渡り鳥で、元気になったら外へ出してあげなくてはならないのに、ハリーはできません。すると仲間の渡り鳥たちが、ハリーの鳥をずっと待っていて、とうとう雪が降ってきました…。2021/05/17
紅花
12
怪我をした鳥を放そうとしない主人公。仲間を取り戻そうとする鳥たちとの戦い?緊張感が最高潮に達し、人間が負けたと思った瞬間・・・・・そうなる??最後の場面が大きいと、大勢の読み聞かせに使えるけど、低学年分かるかなぁ・・・2016/02/26
魚京童!
6
現実的にその解答しかないよね。だってもう南の島に渡れない。死ぬしかない。なら最後の可能性にかけるしかない。みんなで死ぬか、みんなで生きるか。それだけの話だ。2020/08/09
かぼちゃりん@花粉症はつらいよ
6
長谷川集平/やく。同僚のオススメ。主人公のハリーは、ケガをした鳥を家に連れて帰り、サリーと名付けて手当てをします。図鑑で調べると、その鳥は「グリーン・タフト・トロピカル」という種類の渡り鳥でした。ママは傷が治ったら野生に還しなさい、と言うけれど…。ネットで調べたけれど、グリーン・タフト・トロピカルという鳥は出てきませんでした。作者の創作なのでしょうか? サリーを迎えに来た仲間の鳥たちとハリーとの攻防が(^w^) 最後はあっと驚くオチも("⌒∇⌒")2015/09/18