出版社内容情報
教員・一般
内容説明
子育ては楽しいことばかりではありません。時には「親をやめたい。この苦しい舞台から私をおろして」と、言いたいことも度々あるでしょう。子どもが言うことをきき、素直なうちはいいのですが、子どもが思春期に入り、いろんな難問や課題を突きつけてくると、たじたじになり、迷いに迷って、「何の因果で…」と、こぼしたくなることもあるでしょう。でも、子どもだって、迷い、悩み、信頼できる伴走者を求めているのです。むずかしい時期にあるわが子の伴走を楽しみましょう、そういう心持ちで向かい、対応していくことが、結局は、子どもも明るく、豊かに育つことになり、親としても学び、“親力”をつけ、成長していく道なのです。
目次
はじめに―楽しみましょうよ、わが子とのつき合い
第1章 「中学生時代」ってどんな時期?
第2章 家庭を子どもの安らぎの場に
第3章 子どもの『人間関係力』を育てる
第4章 わが子の潜在能力を見つけ気づかせる手立て
第5章 今どきの子どもを理解するためのポイント
第6章 まとめ―思春期の子どもとうまくつき合うには
おわりに―人生に希望と期待感を持たせたい