内容説明
20年の時を越えて書簡・日記と写真160点が描き出す報道カメラマンの魂の記録。甦る一ノ瀬泰造の記憶。
目次
第1章 大学時代
第2章 インド・バングラデシュ
第3章 カンボジア入国から行方不明直前まで
第4章 アンコールワットに潰ゆ
第5章 光りつづけるいのち―死後20年の声に呼応して
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
カカシ
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最初に読んだのは1994年です。沢田教一やロバート・キャパなど有名な写真家は知っていても、彼のような無名の写真家は知らない方も多いのでは。私も実はその1人です。この本は全くの偶然に出会いました。彼のご両親が1982年にカンボジアへ彼の骨を拾いに行ったときのテレビ映像を母が何かで見て、この本を購入し、私に送ってくれたのです。写真家としてビッグになることがおそらくは目的であったと思いますが、彼が他の写真家とちがうなあと思うのは、カンボジアを深く深く愛していたということ。国を愛し、人を愛し、その生活に溶け込み、2009/08/09
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