内容説明
昭和の犯罪史。知られざる闇の世界を映し出す異色のドキュメント。
目次
馬車爆発事件
福中放火事件
二日市の怪火
“上官”撲殺事件
義妹殺し45年目の告白
一家4人殺傷事件
古墳盗掘
連続覆面強盗
筑豊の鬼熊事件
ナゾの中国人殺し〔ほか〕
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
てまり
1
おもろい。後半になるにつれ因果が複雑になるのは単に取材しやすいからなのか。金目当てが多い中、ラストのドラム缶殺人事件は完全にメンツの問題で多数死者が出たのが印象的。心に残った点走り書き・炭鉱は独自で火葬場を持っていた(死者が多すぎるため)・小倉黒人兵脱走事件、警官隊は集まったものの出動しようとしなかった。暴行されたらしい女性の目撃談は複数あるも被害を届け出たものはいなかった・売春宿に売られた女性がトランク詰めで脱走しようとして死にかけた事件、「普通に逃げればいいのになぜ?」と調査、少なくとも→2021/02/17