出版社内容情報
かつては反体制のシンボルだったマリファナ。いまアメリカ各州で医療目的による使用が合法化されはじめた。最新の研究成果と患者・医師らの証言をもとに、マリファナ有害説がいかに医学的根拠に乏しいかを実証し、日米の薬事行政の違いを浮き彫りにした迫真のルポ。
クスリ、とは、適量を用いるから体に良いのであって、度を過ごせばなんでも害を生じるのはアタリマエです。『合法ドラッグ』である酒やタバコもまたしかり。マリファナとの相違はどこにあるというのでしょう?
いずれこの、医療マリファナに関するムーヴメントが起こることでしょう。その時にアタマの古いオヤジどもは大恥かくでしょう。
内容説明
かつて“反体制のシンボル”だった非合法の薬物が、いま“医薬品”として正式に認知された。それはがん・エイズ患者などを、痛みや副作用の苦しみから解放するからだ。食欲が戻り、生きる意欲が湧く。偏見に抗して合法化を勝ち取ったカリフォルニア発ムーブメントに迫る。
目次
第1章 「マリファナは最高の良薬」と証言する患者たち
第2章 がんの痛みをマリファナで癒す
第3章 “禁断の良薬”マリファナの歴史
第4章 患者のQOL(生活の質)とマリファナ
第5章 “マリファナの真実”が明らかにされるとき
第6章 もし日本に医療マリファナが導入されたら