出版社内容情報
明治から大正デモクラシーを経て第二次大戦に至る時期のわが国社会教育の成立の特徴を特にその限界に着目しつつ指摘し、占領期改革を経て形成された戦後の民主的社会教育思想の系譜を都市化の進展などの現実とのかかわりからとらえかえした社会教育原論。
目次
序章 社会教育をどうとらえるか―歴史的理解の視点と方法
第1章 近代日本の社会教育思想
第2章 現代日本の社会教育思想
第3章 社会教育批判としての自己教育運動の歴史と思想
第4章 近現代日本の社会教育の思想と理論の形成
第5章 現代(戦後)社会教育史論