出版社内容情報
日本近代史を大きく規定した陸軍史を、かつて中隊長と自衛隊幹部学校副校長を務め、孫子兵法研究家として知られる著者が、奇兵隊による草創から敗戦解体にいたる77年間を、最高統帥の観点で通説。敗北の本質を軍事学の眼で解明し、日本近代史の骨格を分析・批判する。
目次
1 第一期 建軍から西南戦争まで
2 第二期 西南戦争後から日清戦争まで
3 第三期 三国干渉から日露戦争まで
4 第四期 日露戦争後から昭和初期まで
5 第五期 満州事変から太平洋戦争開戦まで
6 第六期 太平洋戦争の開始から終戦・解軍まで