出版社内容情報
?推薦?
《歴史》になったナガサキを《記憶》に引き戻すこと。
それは《新しい戦前》の時代に求められる倫理だ。
──白井聡(政治学者)
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1945年8月9日、6日の広島に続き長崎に原子爆弾が投下された。
その影響は計り知れなく、80年経った今もなお苦しむ人たちがいる。
長崎出身の被爆二世である著者は、1000人以上の被爆者の声を記録したジャーナリスト伊藤明彦の仕事に導かれながら、自らも原爆の取材に邁進してきた。
──なぜ、神の聖地「ナガサキ」に原爆は落とされたのか?
被爆者や関係者への取材、日米の膨大な資料をとおして〝人類史上最大の悲劇〟の核心に迫っていく。
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なぜ、投下目標地が小倉から長崎に変更されたのか?
なぜ、短期間に2発もの原爆が投下されたのか?
米国はどのような計画で原爆を落としたのか?
?原爆投下のプロセスの解明に挑む本格ノンフィクション?
【目次】
第1章 原爆の記録に人生を賭ける
第2章 「長崎小空襲」の謎
第3章 「小倉原爆」
第4章 小倉上空の謎
第5章 長崎上空の謎
第6章 「被爆太郎」の造形とこれから
第7章 原爆正当化論と次の「核使用」
終章 あとがきにかえて
内容説明
1945年8月9日、6日の広島に続き長崎に原子爆弾が投下された。その影響は計り知れなく、80年経った今もなお苦しむ人たちがいる。長崎出身の被爆二世である著者は、1000人以上の被爆者の声を記録したジャーナリスト伊藤明彦の仕事に導かれながら、自らも原爆の取材に邁進してきた。なぜ、神の聖地「ナガサキ」に原爆は落とされたのか?被爆者や関係者への取材、日米の膨大な資料をとおして“人類史上最大の悲劇”の核心に迫っていく。
目次
第1章 原爆の記録に人生を賭ける
第2章 「長崎小空襲」の謎
第3章 「小倉原爆」
第4章 小倉上空の謎
第5章 長崎上空の謎
第6章 「被爆太郎」の造形とこれから
第7章 原爆正当化論と次の「核使用」
終章 あとがきにかえて
著者等紹介
高瀬毅[タカセツヨシ]
1955年長崎市生まれ。ノンフィクション作家。戦争、原爆、人物や都市論を主なテーマとする。1978年、明治大学政治経済学部卒業後ニッポン放送入社。報道記者、ディレクターとして活躍。ラジオドキュメンタリー「通り魔の恐怖」で日本民間放送連盟賞最優秀賞。1989年からフリー。テレビ、ラジオでコメンテーター、キャスターなどを務め、雑誌「AERA」では人物ドキュメンタリーを30年近く担当。40人の著名人を描いてきた。2009年、『ナガサキ 消えたもう一つの「原爆ドーム」』で平和・協同ジャーナリスト基金賞奨励賞。現在、YouTubeニュース解説チャンネル「デモクラシータイムス」でキャスター(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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どら猫さとっち