出版社内容情報
【推薦】中島岳志さん(政治学者)
「生者は死者と未来の他者を、同じテーブルに呼び集めて、対話しなければならない。」
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──地球規模の危機を乗り越え、未来を確かなものにするために、わたしたちは何をすべきか。
巨大な危機に直面したいま、私たちは「古いやり方」に立ち戻る必要がある、とインゴルドは唱える。
古来、脈々と紡がれてきた「知恵」とは、いったいどのようなものだろうか?
ティム・インゴルド思想のエッセンスを総動員して語られる、希望の書。
内容説明
巨大な危機に直面したいま、私たちは「古いやり方」に立ち戻る必要がある、とインゴルドは唱える。古来、脈々と紡がれてきた「知恵」とは、いったいどのようなものだろうか?ティム・インゴルド思想のエッセンスを総動員して語られる、希望の書。
目次
第1章 世代と生の再生
第2章 人の生涯をモデル化する
第3章 道を覚えていること
第4章 不確実性と可能性
第5章 喪失と絶滅
第6章 人類を再中心化する
第7章 教育のやり方
第8章 科学技術の後に
著者等紹介
インゴルド,ティム[インゴルド,ティム] [Ingold,Tim]
1948年イギリス・バークシャー州レディング生まれの人類学者。1976年にケンブリッジ大学で博士号を取得。1973年からヘルシンキ大学、マンチェスター大学を経て、1999年からアバディーン大学で教えている
奥野克巳[オクノカツミ]
立教大学異文化コミュニケーション学部教授
鹿野マティアス[シカノマティアス]
翻訳家・ライター。本業では、動物遺体を運ぶ特殊運搬業に携わる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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