探していたのはどこにでもある小さな一つの言葉だった

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探していたのはどこにでもある小さな一つの言葉だった

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  • サイズ 46判/ページ数 176p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784750518572
  • NDC分類 914.6
  • Cコード C0095

出版社内容情報

【日本経済新聞で話題の連載「言葉のちから」書籍化】



〈お金では買えない「人生の富」はどこにある?〉

NHK「100分de名著」でお馴染みの批評家が、「手放す」「信じる」「応答する」「聞く」「読む」「書く」などの小さな言葉から、深く生きるためのヒントを照らすエッセイ集。

内容説明

お金では買えない「人生の富」はどこにある?NHK「100分de名著」でお馴染みの批評家による深く生きるためのヒントを照らす26章。日経新聞で話題の連載「言葉のちから」書籍化!

目次

失われた物語性を求めて…新美南吉
老いて増す能力…永瀬清子「第三の眼」
花について…岡倉天心『茶の本』
読書家・購書家・蔵書家…井筒俊彦とボルヘス
伝統と因習について…池田晶子の教え
話す・書く・聞く…金子大栄「対応の世界」
信念について…小林秀雄・論語・坂村真民
かなしみとは…鈴木大拙『無心ということ』
良知とは何か…王陽明の教え
偶然と運命について…九鬼周造の思索
人生の問い…C・S・ルイス『悲しみをみつめて』
言葉を練磨する…マラルメ「詩の危機」
本との出会い…石垣りんの詩と随筆
たった一つの言葉…サン=テグジュペリと須賀敦子
研究・調査・読書…井筒俊彦の創造的「誤読」
意志について…フィヒテ『人間の使命』
画家の原点…中川一政『画にもかけない』
写生について…正岡子規から島木赤彦へ
創造的に聞く…ミヒャエル・エンデ『モモ』
抽象と具象について…道元『正法眼蔵』〔ほか〕

著者等紹介

若松英輔[ワカマツエイスケ]
1968年新潟県生まれ。批評家、随筆家。慶應義塾大学文学部仏文科卒業。2007年「越知保夫とその時代 求道の文学」にて第十四回三田文学新人賞評論部門当選、2016年『叡知の詩学 小林秀雄と井筒俊彦』(慶應義塾大学出版会)にて第二回西脇順三郎学術賞受賞、2018年『詩集 見えない涙』(亜紀書房)にて第三十三回詩歌文学館賞詩部門受賞、『小林秀雄 美しい花』(文藝春秋)にて第十六回角川財団学芸賞、2019年に第十六回蓮如賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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明るい表通りで🎶

31
大切な言葉は自分のなかから湧き上がる。それとの邂逅(かいこう)をじっと待つことができるか。言葉との出会いの秘訣はここにある。2024/11/13

スズコ(梵我一如、一なる生命)

16
丁寧で静かに、そして誠実に語られる言葉たちで、確かにどこにでもある言葉ではあれど、こんなに深く広く心に響くものを持っていたとは。生粋のキリスト者であるそうですが、仏教的観点も持っておられるようで、あはれ感に親しみを感じた。他の本も読んでみたい。2025/04/03

no.ma

16
若松さんの言葉と本から引用された一節がシンクロして、一篇一篇が心に響きます。生きることに疲れた人間を深い場所で癒やす言葉、若松さんの読書は、そうしたものとの出会いだけを求めているといいます。状況を変えるのは、いつ訪れるか分からない幸運よりも、たった一つの言葉だともいいます。この本に出会えなかったら知ることはなかった言葉の数々に、私は癒され救われました。そして、言葉に朽ちることのない「いのち」を与えるのは、書くという営みだということも教えてもらいました。2025/01/21

ちゃかねこ

4
若松英輔さんは言葉というものを本当に慈しみながら、大切に紡いで書き記していくひとだと思う。そんな氏は多くの書物に精通していて、自身の語りたいことや伝えたいことを、それらの書物の中から取り出して示してくれたり、ふくらませて深みの増した言葉に置き換えてくれたりする。随所で立ち止まって、氏の意味するところを反芻しながらの読書体験が常であるが、本書では「『かなしみ』とは自分が何かを愛した証しである。それゆえに『愛しみ』と書いても『かなしみ』と読む」という文章が2ヶ所に記されていたこともあり特に心に響いた。2024/12/09

tetekoguma

3
若松英輔さんの最新エッセイ集。この本でも変わらず大切な言葉との出会いがありました。言葉の力を味わうことができ大変ありがたい限り。2024/10/07

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