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出版社内容情報
〈マジョリティの〝恐怖〟が〝危険なマイノリティ〟の幻影を生む〉
「朝鮮人が暴動を起こした」「井戸に毒を入れた」……。
──なぜ、根拠のない風説が伝染し、現実の虐殺を生んでしまったのか?
豊富な資料により、日本近現代史の闇に潜む差別と排除のメカニズムを暴き出す、迫真の評論集!
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〈不逞鮮人〉=テロリスト像はいつ、いかにして作られたのか?
当時の新聞報道や行政文章、市民の証言から文学者・文化人の日記まで……。
丹念なテクスト読解によって日本近現代史の歩みを辿り、「関東大震災 朝鮮人虐殺」発生の深層に迫る。
《日韓同時刊行》
内容説明
“不逞鮮人”=テロリスト像はいつ、いかにして作られたのか?当時の新聞報道や行政文章、市民の証言から文学者・文化人の日記まで…。丹念なテクスト読解によって日本近現代史の歩みを辿り、「関東大震災 朝鮮人虐殺」発生の深層に迫る!
目次
第1部 “不逞鮮人”とは誰か―関東大震災 朝鮮人虐殺を読む(引き継がれるデマ;「十五円五十銭」の闇1 壺井繁治『十五円五十銭』を読む;「十五円五十銭」の闇2 デマを拡散した新聞報道 ほか)
第2部 朴裕宏―ある朝鮮人留学生の死
第3部 ハルビン駅で会いましょう(安重根と伊藤博文の十字路)
著者等紹介
劉永昇[リュウエイショウ]
「風媒社」編集長。雑誌『追伸』同人。NPO法人東海学センター理事。1963年、名古屋市生まれの在日コリアン3世。早稲田大学卒。雑誌編集者、フリー編集者を経て95年に同社へ。98年より現職(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。