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出版社内容情報
鬱屈、孤独、性的倒錯、ドラッグ──。
吐き気がするほど嫌な野郎か、天使のような優しい男か。
型破りで過剰、謎めいたロック詩人の正体とは……。
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ザ・ヴェルヴェット・アンダーグラウンド、そしてソロアーティストとして、音楽・アート・文化に大きな影響を与え、ニューヨークを象徴する唯一無二の存在となったルー・リード(1942-2013)。
その孤高の音楽はどこから生まれたのか。
アンディ・ウォーホル、デイヴィッド・ボウイ、ジョン・ケイル、メタリカ、プロデューサーやバンドメイト、最後の妻ローリー・アンダーソン、そして友人たち──。
生前のルーと間近に接したジャーナリストが、多数の関係者の証言と、名曲の数々の歌詞を分析し、天才の仕事の全体像に迫る。
〈 いま明かされる「人間」ルー・リード 〉
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《 日本版特別付録!》1972年(『トランスフォーマー』録音時)と、1975年(初来日時)の合田佐和子氏と髙橋明子氏による幻のインタビューを収録した冊子を封入!
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「彼は師だった」──デヴィッド・ボウイ
「この本は、ルー・リードそのものだ」──イギー・ポップ
「本書は苦痛を美に変えている。ルー・リードの音楽のように」──ボノ(U2)
「ルーは、「火の中をくぐって」その音楽と人生を決定的に読み解いてくれる洞察力を備えた伝記作家と出会った」──スティング
「悲惨な人生が、最後には愛によって変容した。ルー・リードの人生のバラバラな断片を鮮やかにまとめ上げ、洞察に満ちた感動的な物語に仕上げている。強く推薦します」──スザンヌ・ヴェガ
「ルーとヴェルヴェッツに忠誠を誓うミュージシャンは、ぼくが最初でも最後でもないだろう。この本を読んで、ルー・リードというクソ天才を深掘りしよう」──ピーター・バック(R.E.M.)
内容説明
思春期のトラウマ体験、父親への憎しみ、アルコール、セックス、ドラッグ、アンダーグラウンドカルチャー、妻たちの関係。悪魔的な気難しさと、天使のような優しさ。一体、この男は何者なのか?アンディ・ウォーホル、デイヴィッド・ボウイ、ジョン・ケイル、メタリカ、プロデューサーやバンドメイト、最後の妻ローリー・アンダーソン、そして友人たちの発言・証言と歌詞の分析により今明かされる「人間」ルー・リード。
目次
序 なんなりと言ってくれ
ブルックリンからロングアイランドの股間へ
ジ・オレンジの隅のテーブル
フェリーニの2乗
破壊的要素
攻撃的に神を目指す
欠けているものや、そこにあっちゃいけないもの
トランスフォーマー
都会の分断された魂
ロックン・ロール・アニマル
1台の機械が別の機械に話しかける
スピードでイカれた革ジャン姿のウェルギリウス
この手の性別ネタ
クソったれなホモのヤク中
人前で成長する
ごく普通の男
ニュー・センセーションズ
NEW YORK
ぼくはルー・リードが嫌いだ
マジック・アンド・ロス
思考と象徴のはざまで
オレがソースのオレをバーガー
14回目のチャンス
悲しげに聴いている
今は今日だ
メタリカ
男の度量
死後の人生
著者等紹介
デカーティス,アンソニー[デカーティス,アンソニー] [DeCurtis,Anthony]
1951年、ニューヨーク生まれ。「ローリングストーン」誌の寄稿編集者、ペンシルヴェニア大学クリエイティブ・ライティング・プログラム講師。グラミー賞受賞者であり、ロックの殿堂の推薦委員を25年間務めている。アメリカ文学の博士
奥田祐士[オクダユウジ]
1958年、広島生まれ。東京外国語大学英米語学科卒業。雑誌編集をへて翻訳業(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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