六十一歳、免許をとって山暮らし

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六十一歳、免許をとって山暮らし

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  • サイズ 46判/ページ数 256p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784750517995
  • NDC分類 914.6
  • Cコード C0095

出版社内容情報

「仮免に合格した日はうれしくて、お赤飯を炊いた」──ますます充実するクルマと、猫と、私の毎日。



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〈『五十八歳、山の家で猫と暮らす』に続く名エッセイ・第二弾 〉



「その歳で」と言われそうな、還暦の少し前、運転免許を取得した。

最初はおっかなびっくり公道に出ていたが、少しずつ行動範囲は広がり、ホームセンターや道の駅、いままで自転車とご近所さんに頼っていた場所へ、いつでも行ける。

五年を過ぎた山での暮らしは、水の確保と排水と、スズメバチの巣の退治や、書庫づくりと、さらにはじんわり忍び込むコロナ禍と、用事には事欠かない。



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「運転を始めて三年経つのにまだ慣れないし、どうも得意ではない。かといって、運転が嫌でたまらないかというと、そんなこともない。山並みが見渡せる見晴らしのいい道路を走っていると、さすがに気分がいい。とくに、背後にも対向車線にも車のいないときは、心おきなく運転できて、ああ、車の運転も悪くないなあ、と思うのだ」(本文より)



少し不便だからこそ、一日一日が、季節の巡りが、いとおしい。

ますます充実するひとり暮らしを綴る珠玉のエッセイ。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

konoha

44
イラストレーター、平野さんの山村暮らしのエッセイ。絵が素敵なのと自動車運転のモチベーションを高めるために読んだ。興味深いのは、山の排水。浸透枡を通して地中に排水が染み込むことを知り自然に近い洗剤を使うのは見習いたい。ハチ退治、早朝の散歩、屋根裏部屋の再利用などのエピソードもリアルで面白い。上京してあずさの終電に乗り遅れそうになるのもわかる。不便なことも多そうだけど、日々の発見を楽しむ前向きさとたくましさがいい。のんびりしているように見える生活も実は忙しく精力的に活動されている気もする。2023/11/04

よこたん

37
“こんな年齢になってから免許を取ったので、どこかで自分が車を運転していることに、いまだに確信を持てていないところはある。” 山暮らしには車は必需品、ということで教習所に。おっかなびっくりの気持ちが分かりすぎる。本当にひとりで運転して大丈夫なのかと、いまだに私も思いつつだよ。美しい自然に囲まれ、自然の驚異にも遭遇。ハチはほんと怖い。終列車に敏感になる気持ちも、田舎に住んでいるので分かる。大晦日にアバラ骨折した話が一番心に残った。その状態でお正月のアレコレをやり遂げる姿は超人だ。お正月教信者恐るべし。 2025/04/28

ひと

33
58歳で免許を取り、小淵沢で一人暮らしをしているイラストレータ・エッセイストの平野さん。日記をつけているようで、冒頭の教習所生活と、最後のお正月信仰のところで引用されていました。書いている量は日によってバラツキがあるのは当然ですが、日記自体がエッセイのような文章。夜に書いているのでしょうか、こんな日記が書けたらいいなと思ってしまいました。割と頻繁に東京にも出てきているようで、アクティブな生活を満喫している様子が魅力的でした。でも、実際に一人で生活するのは、助けを求めるのが苦手な自分では無理そうです。2025/02/23

くろにゃんこ

27
図書館で見かけて借りてみたら、以前読んだものの続編エッセイでした♪必要に迫られてとはいえ、免許をとって運転をしているのがスゴイ。家の中での転倒はとても怖いですね、私も気をつけねば…。自然に囲まれた生活がとても魅力的だし、お正月教ってのいいな♡読んでいると冬が待ち遠しくなります。は~暑い💦2023/08/11

tetsubun1000mg

25
山里の別荘で、一人暮らしを楽しむ生活を描いたエッセイ。 読メデータでは生活関連書、絵本など多くの本を書かれている作家さんでした。 過去の作品では「あのころ、うちのテレビは白黒だった」を読んでいたに気が付いた。 山里に引っ越してから、近所の人に車の必要性を説かれてようやく免許を取ることになったいきさつから、教習所の講習の様子などが描かれている。 沢山の本を出されているだけに文章がうまいのでするすると読めてしまう。 時々仕事の関係で東京へ出かけた時のエピソードなども特急電車に乗り遅れそうな話など面白い。2023/09/11

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