少女小説をジェンダーから読み返す―『若草物語』『秘密の花園』『赤毛のアン』が伝えたかったこと

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少女小説をジェンダーから読み返す―『若草物語』『秘密の花園』『赤毛のアン』が伝えたかったこと

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  • サイズ 46判/ページ数 224p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784750517889
  • NDC分類 909.3
  • Cコード C0095

出版社内容情報

〈女性作家たちの生涯から読み解く〉

少女だけでなく、大人の読者も魅了してやまない三人の少女小説作家──オルコット、バーネット、モンゴメリ。



栄光に包まれた彼女たちの道のりは、決して平坦なものではなかった。

彼女たちが闘ったジェンダーの壁を、その作品と生涯から読み解く。

内容説明

少女だけでなく、大人の読者も魅了してやまない三人の少女小説作家。栄光に包まれた彼女たちの道のりは、決して平坦なものではなかった。彼女たちが闘ったジェンダーの壁を、その作品と生涯から読み解く。

目次

第1章 『若草物語』 反抗の叫び―ルイザ・メイ・オルコット(次女ジョーに憧れて;個性的な両親;一家の稼ぎ手として ほか)
第2章 『小公子』『小公女』から『秘密の花園』へ 野ブドウを摘んだ少女―フランシス・ホジソン・バーネット(栄光と失意の生涯;作家の道へ;児童文学作家、苦難の道のり ほか)
第3章 「アン」と「エミリー」 光と闇のはざまで―ルーシー・モード・モンゴメリ(日本の少女たちはなぜ『赤毛のアン』に熱狂したのか;望まれない女の子;フランス人の男の子に対する蔑視 ほか)

著者等紹介

木村民子[キムラタミコ]
1948年、東京都に生まれる。お茶の水女子大学卒業。書籍編集、雑誌記者等を経て、損保会社の企画・運営に携わり、1999年文京区議会議員を2期務める。2013年から和洋女子大学非常勤講師となり、「家族と福祉」を5年間教える。NPO法人高齢社会をよくする女性の会理事、NPO法人女性サポート大阪理事、日本国際児童図書評議会(JBBY)会員。絵本研究をライフワークとして「大人向き絵本講座」を各地で講演(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

はるき

18
 女性の権利が今より遥かに制限された時代に名作を生み出した3人の女性作家。彼女たちの作品は眩く輝き続けますが、生身の人生はかなり厳しめ…。経済的自立を確立し、家族を助け、社会改革にも目を向ける。三者三様ですが、バイタリティーに頭が下がります。2023/07/19

タピオカ

18
『若草物語』オルコット『秘密の花園』バーネット『赤毛のアン』モンゴメリ、3人の女性作者の足跡をたどり、時代背景を知ることで作品に込められた思いを探るという内容。共通していたのは、政治への関心が強く、経済的自立や家族を支えるために書いていたこと。赤毛のアンとその後のシリーズとは作者の状況が変わったことを知りなるほどと思った。2023/06/03

6
家庭小説とも言われる『赤毛のアン』『若草物語』『小公女』等を取り上げて、ジェンダーについて論じた本。作者本人の人生と物語の内容の比較が面白かった。現代よりもっと(特に女にとっての)「結婚」の比重が高かった時代を生きた3人のそれぞれの人生。2023/05/25

みーさん

3
オルコット夫人の『若草物語』、バーネットの『小公子』『小公女』『秘密の花園』、モンゴメリの『赤毛のアン』『エミリー』をジェンダーの観点から読み直し、その生涯と対比させている。 とても面白かったが、当時活躍したたくさんの人々については覚えきれずよくわからなかった。ストー夫人から大きな影響を受けていたことと作品以上の波乱万丈な人生に驚いた。 2023/07/21

駒子

2
物を書いて身を立てることが3人が生きた時代においてとても大変だったということがよくわかる。声高にジェンダー論を叫ぶのではなく、読者層の少女に密かに自分たちの考えを染み込ませてきた才女たち。結婚への書き方や考え方が違うことが印象に残った。2023/04/27

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