出版社内容情報
権力者のメンツ、エスカレーションの必然性、内政とのバランス……。
――戦争の構造は、驚くほど、いつも同じだ。
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1960年代、冷戦期に軍事アナリストとしてペンタゴンで働いていたダニエル・エルズバーグは、ベトナム戦争が権力者のメンツや選挙対策によってエスカレートしていくことに疑問を持ち、政府の機密文書「ペンタゴン・ペーパーズ」の暴露を決意する……。
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インサイダーによるリークは正当化されるのか?
戦争はどのように作られ、継続するのか?
なぜ権力者たちは、戦争を止めないのか?
彼らのメンツは、兵士や市民の命より大切なのか?
報道の自由とは? 国民の「知る権利」とは?
――戦争の構造は、変わらない。
――権力は、その力の維持を自己目的化していく。
資料を縦横無尽に駆使しながら、推理小説のように一気に読ませる歴史ノンフィクション。
内容説明
1960年代、冷戦期に軍事アナリストとしてペンタゴンで働いていたダニエル・エルズバーグは、ベトナム戦争が権力者のメンツや選挙対策によってエスカレーションしていくことに疑問を持ち、政府の機密文書「ペンタゴン・ペーパーズ」の暴露を決意する。インサイダーによるリークは正当化されるのか?戦争はどのように作られ、継続するのか?なぜ権力者たちは、戦争を止めないのか?彼らのメンツは、兵士や市民の命より大切なのか?報道の自由とは?国民の「知る権利」とは?戦争の構造は、変わらない。権力は、その力の維持を自己目的化していく。資料を縦横無尽に駆使しながら、推理小説のように一気に読ませる歴史ノンフィクション。
目次
プロローグ―実行可能性調査
1 インサイダー(冷戦の闘士;初日;敵対行為 ほか)
2 秘密と嘘(クレディビリティ・ギャップ;リークの力;最悪の日々 ほか)
3 アウトサイダー(広がる波紋;ミスター・ボストン;潜伏 ほか)
エピローグ―歴史はくり返す
著者等紹介
シャンキン,スティーヴ[シャンキン,スティーヴ] [Sheinkin,Steve]
出版社で歴史教科書の執筆に従事した後、2009年よりYA作家。本書で全米図書賞ファイナリスト(2015年)、ヤングアダルト図書館サービス協会の最優秀ノンフィクション賞(2016年)。著書は十数冊あり、『The Port Chicago 50』で全米図書賞ファイナリスト(2014年)、『原爆を盗め!』(紀伊國屋書店、2015年)で全米図書賞ファイナリスト(2012年)とニューベリー賞オナーブック(2013年)に選ばれた
神田由布子[カンダユウコ]
翻訳家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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