かわいいウルフ

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かわいいウルフ

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  • サイズ 46判/ページ数 293p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784750516905
  • NDC分類 930.28
  • Cコード C0098

内容説明

ヴァージニア・ウルフは、時代を切り拓いた作家として、いま世界的に見直しが進んでいる。その作品は、映画、バレエ、オペラとなって蘇り、日本でも新訳が次々と出版。本書は、モダニズム文学の旗手、フェミニスト、レズビアンというパブリックなイメージをもつヴァージニア・ウルフを、もっともっと身近に感じるためのファンブック。作品解説、翻訳、まんが、『灯台へ』のなかの料理再現、『オーランドー』のボリウッド版妄想など盛りだくさん。ウルフのかわいい部分を1冊の凝縮、同人誌『かわいいウルフ』のリニューアル完全版にして、文芸エンターテインメント決定版。

目次

まんが Who is Virginia Woolf?
1 ウルフのかわいい長篇作品へ(なぜいま、ウルフなのか;「おままごと」をするウルフ ほか)
2 ウルフ作品の探求者たち(『ダロウェイ夫人』の音楽たち―万霊節の調べ;“わがまま”の中にある普遍性―西崎憲インタビュー ほか)
3 ウルフのティーパーティへ、ようこそ(夢のような話;ありがとうはてなダイアリー ほか)
4 オーランドー・アラカルト(「彼は女だった」で、すべてを変える演劇のちから;オーランドーとカルト映画にまつわるおしゃべり会 ほか)
5 ウルフとロンドンとわたし(『灯台へ』の料理を作ってみた―「牛肉の赤ワイン煮込み」調理レポート;キュー・ガーデン(Kew Gardens) ヴァージニア・ウルフ ほか)

著者等紹介

小澤みゆき[オザワミユキ]
1988年生まれ。会社員。2016年より同人活動をはじめる。2020年には出版プロジェクト「海響舎」を立ち上げ、文芸同人誌『海響一号 大恋愛』を発表。雑誌にエッセイ/書評/コラム等を執筆(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

みねたか@

33
「灯台へ」と「オーランド」。こんなにも大きな振り幅をもつ特異な作家。惹かれながらもとっつきにくい、そんなウルフへの固定観念を解きほぐしてくれた。なにしろ半端ないウルフ愛。これでもかと、未読のウルフ作品の魅力を語ってくれる。犬が語る伝記?初読ではブロットにさえ気づかない情報過多な短編?なんだそれは?そして、物書きとして生きることの覚悟を描いた「自分一人の部屋」。ああ、まずどこから手をつけようか。読みたい本がどさっと増えてしまった。2022/09/30

ネギっ子gen

33
モダニズム文学の旗手、フェミニスト、レズビアン――文学史の中で燦然と輝くウルフ。しかも、その文章の味わいがまた、ミニマムで可愛い! ヴァージニア・ウルフは、時代を切り拓いた作家として、いま世界的に見直しが進み、その作品は、映画、バレエ、オペラとなって蘇り、日本でも新訳が次々と出版。本書は、ウルフ布教目的で、その魅力が全頁に横溢しているファンブックの書籍化。<ヴァージニア・ウルフが好きなのに、その気持ちを共有する場所がないと感じていた。そういう場所を生み出したい>という、著者の熱い思いが、この1冊に凝縮!⇒2021/09/21

フム

31
タイトルがもうなんだか未知の「かわいい」を予感させて、ハートをつかまれてしまった。著者の出版記念の対談がオンライン配信されることを知り申し込んだ。難解な文体をもつモダニスト、フェミニズムの先駆者、レズビアン、など様々なイメージがもたれるウルフを〈かわいい〉という切り口で形容しているところがおもしろい。ウルフの魅力を共有する場所がほしいという思いで同人誌を作ってしまったという熱量に読みながら自然と巻き込まれていた。大好きがつまった本。大好きだと、関連する映画だとかオペラだとか、興味も広がっていくそれが楽しい2021/07/08

かもめ通信

21
同人誌で話題になっていた頃から、気にはなってはいたのだけれど、正直なところどうしても「かわいい」に引っかかりを感じてしまう。そういう偏屈な読者も想定してのことか、そもそも編者のいう「かわいい」とはなにかというところから説明された丁寧な構成には好感が持てた。さすがというか、なんといっても片山亜紀さんが語る『ダロウェイ夫人』がぬきんでてよかった。2021/05/01

ズー

20
ウルフは「自分一人の部屋」だけ読んだことがあり、好きな作家さんが影響をうけていることが多い本だったので読んでみたって感じで、これはエッセイ的だったので、オーランドーもいずれ読みたいと思っていて。で、その状態でウルフ愛溢れたこの一冊を読む。ボリウッド妄想は面白いけど、長すぎてめんくらった🤣とにかくオーランドーは絶対読まなきゃと思わされたし、他にも読みたいと思わされた。色んな人のウルフの感想が正直だったり複雑だったのもらしさかと。ウルフ作品数冊読んだらまた読み直したい1冊。2021/04/24

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