越えていく人―南米、日系の若者たちをたずねて

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越えていく人―南米、日系の若者たちをたずねて

  • 神里 雄大【著】
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  • サイズ 46判/ページ数 320p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784750516851
  • NDC分類 915.6
  • Cコード C0095

内容説明

沖縄からペルーへ移住した先祖を持ち、首都リマで生まれた演出家。二〇年ぶりに訪れた生まれ故郷で、沖縄系日系人の祭りに参加する。自分もここで日系人として育っていたかもしれない。かつて多くの日本人が南米へ渡った。その子孫にあたる若者たちの話を聞きたい。ペルー、アルゼンチン、パラグアイ、ブラジル、ボリビア。彼らをたずねる旅が始まった。

目次

1 ペルー(沖縄;ペルーに生まれて;ステージの上)
2 アルゼンチン(フアン一家;出生地主義)
3 パラグアイ(ブエノスアイレス→ラパス移住地;サッカーを遊ぶ;若者たちへのインタビュー;蜜蜂の巣箱)
4 ブラジル(港町サントス;サンパウロとサッポロ;ヨシオさん)
5 ボリビア(低地ボリビア;キャンプ;めんそ~れ;沖縄の人だもん;飲み会にて;ボリビア大移動;ルレナバケの日本祭り;リベラルタ、旅のおわり)
京都にて

著者等紹介

神里雄大[カミサトユウダイ]
1982年、ペルーの首都リマに生まれ、生後半年で渡日し、神奈川県で育つ。早稲田大学第一文学部在学中の2003年に演劇団体「岡崎藝術座」を立ち上げる。現在は東京および京都を拠点に、劇作家、舞台演出家として活動。2006年、『しっぽをつかまれた欲望』(作:パブロ=ピカソ)で利賀演出家コンクール最優秀演出家賞受賞。2018年、『バルパライソの長い坂をくだる話』で第62回岸田國士戯曲賞受賞。国内外の舞台芸術フェスティバルへ招聘多数。平成28年度文化庁新進芸術家海外研修員として2016年10月から2017年8月までアルゼンチン・ブエノスアイレスに滞在。『亡命球児』(「新潮」2013年6月号掲載)により小説家としてもデビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

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つちのこ

35
海外移民の背景は、人口増加に対して食い扶持を減らす苦肉の策として、国が出稼ぎ労働者の海外渡航を推進したことにあり、そのまま貧困の歴史と重なる。経済成長を遂げた今の日本で、かつて移民として渡った南米の国々から日系人の出稼ぎ労働者を受け入れているのは皮肉の何物でもない。沖縄県をルーツにもつ日系3世、4世の若者たちのルポには彼の地に同化し根を張っている姿がある。日本人移住地のようなコミュニティも存在するが、それは少数派のようだ。増える日系人口と国境を越えしたたかに生きる彼らに、日本民族の逞しさをみた思いがした。2021/12/04

しんさん

4
紀行文なんだけど、「~だったけど覚えてない」「だった気がする」が多発してモヤモヤ。移民の話なら葉真中顕の「灼熱」や、垣根涼介の「ワイルド・ソウル」が、歴史の勉強になるしめちゃくちゃ面白かった思い出。2024/05/12

yahiro

4
★★★☆☆ ペルー生まれの著者が、南米を旅して「日系人」にインタビューしていく旅エッセイ。エッセイとして考えると面白くはあるが、日系人について掘り下げて見たい人には、著者の踏み込みが足りなさすぎてかなり不満を持つように思う。日本が移民を受け入れる受け入れないの議論はありますが、そもそも「移民として南米にいった日本人がいる」ということを、もっと知るべきだと思いました。2022/01/16

じーも@この度本屋さんとかを開きました

2
半分くらい読んだところで断念。移民とか人種とかなんだか色々と考えさせられることとあった。機会があれば、また。2023/07/14

いたる

2
おなじ南米日系社会でも、国やコミュニティによって言語文化の継承あり方は多様なのだと知る。 「日本人」という曖昧な括りを考えるための視座を、また新たに得ることができた。 2021/06/22

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