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内容説明
ジャズ・ミュージシャンだった父、軍隊の楽隊のコルネット吹きだった祖父、そしてイギリスの大衆文化の歴史…。父の背中越しに黄金時代のショービジネスの世界を見ていたひとりの少年は、やがて自らもスポットライトの下で歌いはじめる―。コステロの半生を描いた自伝にして、英国文化の記憶を閉じ込めた、“ポピュラー音楽のタイムカプセル”。
目次
ハマースミス宮殿の少年
労働階級の英雄
僕に話させないでくれ―ドント・スタート・ミー・トーキング
アスク・ミー・ホワイ
ビヨンド・ビリーフ
ロンドンのブリリアント・パレード
愛は面影の中に
ゴースト・トレインのデモテープ
リヴァプール八区の家―オールモスト・リヴァプール・エイト
サラリーマンへようこそ―ウェルカム・トゥ・ザ・ワーキング・ウィーク〔ほか〕
著者等紹介
コステロ,エルヴィス[コステロ,エルヴィス] [Costello,Elvis]
1954年、英国生まれ。ロンドン、リヴァプールで育つ。ロック・ミュージシャン、シンガー・ソングライター。1977年にデビュー以来、40年以上のキャリアを通じて多数のアルバムを製作・発表し、グラミー賞をはじめとした数々の賞を受ける。2003年には「ロックンロール・ホール・オブ・フェイム」入りを果たした
夏目大[ナツメダイ]
1966年、大阪府生まれ。同志社大学文学部卒業。翻訳家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
バネ
62
構想10年。総ページ数776ページ。2年の歳月をかけて、漸く読了。決して時系列ではなく、内容によっては分かり辛いCHAPTERもあったが、逆にCOSTELLOらしいかと。また、彼が影響を受けたMUSICIANを知り、その音楽を聴き、自分の音楽の幅を広げるコトが出来た。ソレにつけても、何と言う記憶力!描写力!彼の皮肉めいた歌詞に通じるモノがあった。人生何が起こるか、ソレは出合ったヒトやコトによって如何様にもなるんだなあと改めて実感した。コレは、COSTELLOの人間力が引寄せているのかもしれない。求む来日!2023/08/05
ばんだねいっぺい
33
最初のお父さんの話が印象的。配慮のためか、あまり、私生活や赤裸々な感情については語られないが、希代のポップスターたちが沢山登場する音楽史的な自伝としては楽しい。2021/06/06
fritzng4
7
驚異的に面白い。縦横無尽、博覧強記。思い出が芋づる式に記憶の網を手繰り寄せるかのように、子供時代の祖父母の一挙手一投足まで映像の如く立ち上がる。自らの女性関係からサラリーマン時代の日常、60〜70年代の音楽フェス事情、ポール・マッカートニー他スターたちとの共演とそれにまつわる感情までが克明に描き出されて、知られざるエピソードは盛り沢山。書かれるべくして書かれた自伝で、写真も含め情報量は並ではない。個人史としてだけではなく英国の戦後ポピュラー文化史としても貴重な記録。日本で出版してくれたことに感謝。2021/01/13
OHNO Hiroshi
6
最初、アリソン、で登場した時、ヨレヨレなひ弱な感じがしたものだ。こんなに長い間、しかも素晴らしい楽曲をたくさんプレゼントしてくれるとはおもれなった。いまだに衰えぬ音楽への情熱、素晴らしい。これからも楽しませてほしい。ありがとう。2021/06/09
NICK6
6
コステロさん。実はそんなにファンではなかったが、初期のライブをCSで観てキーボードとベースに惚れ込みあわてて(既に持っていた)初期アルバム中心でしっかり聴きなおし、おおっ、やるではないかって強い関心取り戻した次第。 Chelseaのピートのミッチミッチェルな表現とかスティーヴのクールな流水グルーウ、Pump It Upのコステロの足首倒錯ダンスの背景話もしっかり面白い。思いつくまま語り、語った内容からさらに、まったく異次元の追想も導き、膨らます。ほろ酔いで面白エピソードを時系列無視で語りまくっている感じ。2021/06/04
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