ひび割れた日常―人類学・文学・美学から考える

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ひび割れた日常―人類学・文学・美学から考える

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  • サイズ B6判/ページ数 187p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784750516745
  • NDC分類 914.6
  • Cコード C0010

内容説明

未曾有の危機を前にして、私たちは「何を考えればよいのか」を見失ってしまった。コロナ禍が明らかにした「人間の条件」を踏まえながら、問うべき課題の確かな手掛かりを探る。人類学者、小説家、美学者が、問いを持ち寄り思考するリレーエッセイ。

目次

1(はじめに―禍の街から、生命と自然のゆくえを見つめる;ウイルスは我々に何を伝えに来たのか;植物の時間;足し算的時間と合理のひび割れ;元の日常という脅威 ほか)
2 リレーエッセイを終えて(生の全体性を取り戻す;帯状疱疹ウイルスと私;想像力の果てからやってきた使者)
ひび割れた日常を生きるためのブックガイド

著者等紹介

奥野克巳[オクノカツミ]
1962年生まれ。立教大学異文化コミュニケーション学部教授。20歳でメキシコ・シエラマドレ山脈先住民テペワノの村に滞在し、バングラデシュで上座部仏教の僧となり、トルコのクルディスタンを旅し、インドネシアを1年間経巡った後に文化人類学を専攻。1994~95年に東南アジア・ボルネオ島焼畑民カリスのシャーマニズムと呪術の調査研究、2006年以降、同島の狩猟民プナンとともに学んでいる。著作多数

吉村萬壱[ヨシムラマンイチ]
1961年愛媛県生まれ、大阪府育ち。1997年、「国営巨大浴場の午後」で京都大学新聞新人文学賞受賞。2001年、『クチュクチュバーン』で文學界新人賞受賞。2003年、『ハリガネムシ』で芥川賞受賞。2016年、『臣女』で島清恋愛文学賞受賞

伊藤亜紗[イトウアサ]
1979年生まれ。東京工業大学科学技術創成研究院未来の人類研究センター、リベラルアーツ研究教育院准教授。専門は美学、現代アート。もともと生物学者を目指していたが、大学3年次より文転。2010年に東京大学大学院人文社会系研究科基礎文化研究専攻美学芸術学専門分野博士課程を単位取得のうえ退学。同年、博士号を取得(文学)。WIRED Audi INNOVATION AWARD 2017、第13回(池田晶子記念)わたくし、つまりNobody賞(2020年)受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

けんとまん1007

50
三人の方によるリレーエッセイ。終わりの方の伊藤亜紗さんの中に「ひび割れた日常」の言葉がでてきて、納得。現在進行形である、コロナ禍における日常。まさに、ひび割れた状況がある。しかし、何故にひび割れたのか、その中で、どう営みを続けていくのか。改めて、先人の知恵や、物事の捉え方の大切さを実感。ひび割れの、最大の源は、人の言葉であるということ。腑に落ちる。2021/10/20

Tenouji

20
経済社会のコロナ禍ではなく、自然の中の人間に対するコロナ禍を考える本。近代化で人類が整えてきたことが、大きく崩れることがある。全体性というか、それを取り戻すというのは、どういうことなんだろうかと、考えてしまった。2021/06/27

takeapple

15
コロナ禍における日常についてのリレーエッセイ。文化人類学者、作家、美学者と言う組み合わせだが面白かった。ブックガイドとしても楽しめる。ウイルスは、高等生物の遺伝子が飛び出したもので、新型コロナウイルスの膜のように見える部分はヒトの細胞幕と言うのは驚き。2020/11/29

imagine

14
奥野氏、伊藤氏の両名に惹かれて。だが吉村氏が入ることで非常に奥行きのあるリレーエッセイになっている。三者三様の得意分野から繰り出される多彩な視点。次々と提示されるテーマに対し、その論点に相応しい題材をすぐさま自分の引き出しから取り出す様子は、高度な知的遊戯だ。それでいて、相手を否定したり打ち負かそうとせず、共通項を次々と抽出。コロナ禍における人間の営みについて、新たな可能性を感じさせてもらった。2021/01/29

木ハムしっぽ

12
文化人類学の奥野克巳、作家の吉村萬壱、美学と身体障害の伊藤亜紗によるリレー形式のエッセイでコロナ禍の現在を語り継ぐ。各分野の第一線で活躍する三人が互いの意見に触発されながら、話題が多方面に展開しながらもコロナ禍の深層に迫っていく。特に奥野氏によるボルネオ島の狩猟民族プナンの話は興味深い。伊藤氏の説もなるほど。幻聴に悩む障害者が「幻聴さん」と呼ぶことで「分-身化」して障害を軽減すると言う、だから「コロナさん」と呼んで近過ぎるものを遠ざけ、共存する道を探るべきなのかも。とても面白かった。今年のオススメの一つ。2021/06/26

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