内容説明
初めてなのになんだか懐かしい東京。猫の後ろ姿を追いかけて古い路地にまぎれ込み小さな商店街に行きつく。鴎外も漱石も暮らした町は古代から人が住む場所。そんな町の愉快な歴史読本。
目次
1 古代から江戸時代までの谷根千
2 明治時代の谷根千
3 大正時代の谷根千
4 昭和の谷根千
著者等紹介
森まゆみ[モリマユミ]
1954年生まれ。大学卒業後、PR会社、出版社を経て、1984年、仲間と地域雑誌『谷中・根津・千駄木』を創刊。聞き書きから、記憶を記録に替えてきた。その後『鴎外の坂』(芸術選奨文部大臣新人賞)、『「青鞜」の冒険』(集英社文庫、紫式部文学賞受賞)など、作品を続々と世に送り出している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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