さよなら、仏教―タテマエの僧衣(ころも)を脱ぎ去って

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さよなら、仏教―タテマエの僧衣(ころも)を脱ぎ去って

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  • サイズ B6判/ページ数 276p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784750515700
  • NDC分類 180.4
  • Cコード C0095

出版社内容情報

古い仏教の常識を脱ぎ捨てて、新しい仏教の地平を求める再誕の旅へ。

お寺の情報公開=透明化、生老病死を支えるケアの実践、終末期の看取りから「その人だけ」のお葬式のコーディネイトまで……誰も知らないやり方がここにある。



しがらみの捨て方、命の終わり方、支援の仕方、人の役に立つ生き方、自由の守り方……生きるヒントがユニーク。

誰もやったことのないやり方と考え方がいっぱい。オドロキ。

さよなら古い仏教、さよなら古い日本、さよなら古い自分。不思議な本だ。

鎌田 實(医師・作家)



「説く」のではなく「求める」お坊さん。

何を求めているのか、全部はわからなくても、まっすぐ「求める」その背中は、まわりのみなが信じている。

鷲田清一(哲学者)

序章 本当の事を云おうか

第1章 死んだ人間で食っている

 コラム1 坊主丸儲け

第2章 死のクロスロード

 コラム2 寄り添い? 支え?

第3章 ひとりの人間に戻れる場所

 コラム3 Wanna Live (ワナ・ライブ=生きたい)

第4章 死に手をかすということ

 コラム4 お布施

第5章 ぼくはこんな葬儀をやってきた

 コラム5 葬儀屋さんが、泣いた日

終章 風にそよぐ木々の葉音で

 あとがきにかえて 再誕の旅へ

高橋 卓志[タカハシ タクシ]
著・文・その他

内容説明

古い仏教の常識を脱ぎ捨てて、新しい仏教の地平を求める再誕の旅へ。お寺の情報公開=透明化、生老病死を支えるケアの実践、終末期の看取りから「その人だけ」のお葬式のコーディネイトまで…誰も知らないやり方がここにある。

目次

序章 本当の事を云おうか
第1章 死んだ人間で食っている
第2章 死のクロスロード
第3章 ひとりの人間に戻れる場所
第4章 死に手をかすということ
第5章 ぼくはこんな葬儀をやってきた
終章 風にそよぐ木々の葉音で
あとがきにかえて 再誕の旅へ

著者等紹介

〓橋卓志[タカハシタクシ]
1948年、長野県に生まれる。龍谷大学文学部卒。1990年、神宮寺住職。2018年、神宮寺退職。NPO法人ライフデザインセンター理事、龍谷大学客員教授。1991年から1997年の六年間で三六回チェルノブイリに通い、医療支援活動を行うなど、「四苦(生・老・病・死)のケア」を実践している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

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ネギっ子gen

37
岩波新書で『寺よ、変われ』を説いた著者の、その後の心境は――。<70年前、神宮寺という寺に生まれ、寺で育ち、まともな修行もせず、42年前「坊さんのふり」をし始め、「ふり」の中に居続けたぼくを谷川さんは嗤ってくれた/これから語ろうとするのは、「砂浜に寄せては返す波音で/風にそそぐ木々の葉音」で人生を終えた人々を送りたいという想いを持ち、「本当の事を云おうか/坊さんのふりはしてるが/私は坊さんではない」と「本当の事が云える場所」への到達を目指し、再誕の旅に出ようとするまでのぼく自身の物語>。5本のコラムも。⇒2022/01/12

kawa

32
著者は、先ごろまでわが町を中心に宗教や僧侶の真の役割を求めてユニークな活動をしてきた臨済宗の僧侶で全国的にも著名な方。70歳をきっかけ(?)として、住職も家も引き払いチェンマイでタイ語の勉強をしているという。本書は縁あった人々の「生・老・病・死」の四苦に寄り添った42年間の活動を綴る正に「ベスト・オブ・高橋卓志」という趣きの書。老いと病みを経て迎える死、人生が終着駅に向かおうとしているとき、どんな最期を迎え自分らしく生を全うするか悔いのないリビングウイルを考える上で参考となる良書だ。2019/04/16

犬養三千代

9
「寺よ変われ」につぐ二冊目。行動力の源泉はなんだろう。スイス、オランダへは安楽死の施設に。ビアク島のモクメル洞窟での覚醒から始まる。 寄り添うお坊さん。地球を駆け巡る。若い次のお坊さんに託す潔さ。 私はどのように死を迎えるか?事前指示書とリビングウェル。おひとりさまは誰に託すか考えなくては。2019/07/24

田中峰和

6
軽いタイトルだが、僧侶の著者が実体験を交え、死にまつわる様々な想いを伝えてくれる。生老病死からなる4つの苦しみに気付いた釈尊は出家し、その苦しみを緩和解消する抜苦を仏教の原点とした。戦死者の遺骨収集の際、遺族の慟哭にショックを受けた高橋は、坊主の使命を見直した。仏教者として指導的立場にあった父でさえ、死への焦りを感じたという本音に衝撃を受けたという。以来、著者は死の恐怖に直面し対処する在り方を探る旅に出た。ヨーロッパには尊厳死を受け入れる国々が多い。日本では自殺幇助になるが、救われる魂も多いのだろう。2019/02/11

みにころ

2
世襲で嫌々なったお坊さんの作者だが、様々な体験と行動で切り開いていく姿とお見送りエピソードに心を打たれた。尊厳死の海外事情も覗けてよかった。今の葬式仏教だけじゃ、アマゾンやイオンが出てくるのも分かる。 わたし的には墓地が消える未来が来ないかなあと夢見るのです。2019/10/06

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