出版社内容情報
人類学と哲学、人間と動物が絡まり合う場所で
ヴィヴェイロス・デ・カストロ、ハイデガー、インゴルド、ラカンらの思想を武器に、シベリアの狩猟民の世界に肉薄する。
人間と人間ならざるものが対等に出会う地平を描き出し、人類学の「存在論的転回」を決定づけるパースペクティヴィズムの重要著作、ついに翻訳!
レーン・ウィラースレフ[レーン ウィラースレフ]
著・文・その他
奥野 克巳[オクノ カツミ]
翻訳
近藤 祉秋[コンドウ シアキ]
翻訳
古川 不可知[フルカワ フカチ]
翻訳
内容説明
ヴィヴェイロス・デ・カストロ、ハイデガー、インゴルド、ラカンらの思想を武器に、シベリアの狩猟民の世界に肉薄する。人間と人間ならざるものが対等に出会う地平を描きだし、人類学の「存在論的転回」を決定づけるパースペクティヴィズムの重要著作、ついに翻訳!
目次
第1章 ミメーシスとしてのアニミズム
第2章 殺すべきか、殺さざるべきか―再生・シェア・リスク
第3章 身体‐霊魂の弁証法―人間の再生信仰
第4章 種と人格性の概念
第5章 人格としての動物
第6章 シャーマニズム
第7章 精霊の世界
第8章 学ぶことと夢見ること
第9章 アニミズムを真剣に受け取る
著者等紹介
ウィラースレフ,レーン[ウィラースレフ,レーン] [Willerslev,Rane]
1971年生まれ。国立デンマーク博物館館長。2003年、ケンブリッジ大学人類学科博士課程修了。博士(人類学)。マンチェスター大学(イギリス)、オーフス大学ムースガルド博物館(デンマーク)、オスロ大学文化史博物館(ノルウェー)を経て現職
奥野克巳[オクノカツミ]
1962年生まれ。立教大学異文化コミュニケーション学部教授。一橋大学社会学研究科博士後期課程修了、桜美林大学教授を経て、2015年より現職
近藤祉秋[コンドウシアキ]
1986年生まれ。北海道大学アイヌ・先住民研究センター助教。早稲田大学大学院、アラスカ大学フェアバンクス校博士課程を経て、2016年より現職
古川不可知[フルカワフカチ]
1982年生まれ。大阪大学大学院人間科学研究科博士後期課程修了(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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内島菫
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渡邊利道
takao
y