内容説明
仕留めた獲物に感謝し、肉と繋がり、自然と繋がり、生命を繋ぐ。かつて当たり前だった食生活とその哲学はどこに消えたのか?ある女性環境ジャーナリストが、自ら撃ち、釣り、屠り、味わった2年間の驚くべき“肉食”体験記。
目次
真珠―貝および甲殻類
初心者マクナブ選手―ブラウントラウト、モリバト、ノロジカ
ミニオンズ―養豚場と初めての屠畜場
ヘンリー―羊飼い体験と羊のハンティング
反抗期のティーンエイジャー―子牛屠畜場の変革と現実
大人たち―英国マクドナルドと自閉症の天才動物行動学者
豚たち―ガラス張りの工場式農場とわたしたちの屠畜祭
イシュマエル―イスラム教徒用のハラル屠畜
コリン―工場式養鶏と平飼いの鶏
狩猟鳥類―食べるためのキジ猟〔ほか〕
著者等紹介
グレイ,ルイーズ[グレイ,ルイーズ] [Gray,Louise]
スコットランド出身。英国通信社PAを経て、「デイリー・テレグラフ」紙で環境問題担当記者を5年間務め、国連の気候変動会議を取材したり、パラグアイで遺伝子操作作物問題をスクープするなどした。2013年にフリーのジャーナリストとなり、BBC、「ガーディアン」紙、「サンデー・タイムズ」紙などに活躍の場を広げている。環境問題に精通し、討論会や講演会にも多数参加(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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