内容説明
人々の欲望が生み出し、そして消し去られた惑星があった。ニュートン理論に基づいて考えれば、ここには未発見の惑星があるに違いない―まだ見ぬ惑星を探し求める人々、そしてアインシュタイン。未知の惑星探査を通じて、科学の進歩とパラダイムシフトを描く、ロマンあふれるサイエンス・ノンフィクション!
目次
1 ニュートンから海王星まで(一六八二年~一八四六年)(「世界の動かざる秩序」;「幸せな考え」;「そんな星は星図にない」 ほか)
2 海王星からヴァルカンまで(一八四六年~一八七八年)(三十八秒;引っ掛かる質量;「探索は満足のゆく結果に終わるはずだ」 ほか)
3 ヴァルカンからアインシュタインまで(一九〇五年~一九一五年)(「私の人生で最も幸せな考え」;「頼む、助けてくれ。このままでは頭がおかしくなってしまう」;「喜びに我を忘れて」 ほか)
著者等紹介
レヴェンソン,トマス[レヴェンソン,トマス] [Levenson,Thomas]
マサチューセッツ工科大学(MIT)教授(サイエンス・ライティング)。著書多数。テレビプロデューサーとしてPBS、BBCなどの長編科学ドキュメンタリー番組を数多く手がけ、米国科学アカデミー(NAS)コミュニケーション賞、ピーボディ賞(放送界のピュリッツァー賞とも呼ばれる)、AAASウエスティングハウス科学ジャーナリズム賞などを受賞。ハーバード大学で東アジア研究を専攻した
小林由香利[コバヤシユカリ]
翻訳家。東京外国語大学英米語学科卒業(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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