言葉の羅針盤

個数:

言葉の羅針盤

  • ウェブストアに3冊在庫がございます。(2024年07月27日 20時18分現在)
    通常、ご注文翌日~2日後に出荷されます。
  • 出荷予定日とご注意事項
    ※上記を必ずご確認ください

    【ご注意事項】 ※必ずお読みください
    ◆在庫数は刻々と変動しており、ご注文手続き中に減ることもございます。
    ◆在庫数以上の数量をご注文の場合には、超過した分はお取り寄せとなり日数がかかります。入手できないこともございます。
    ◆事情により出荷が遅れる場合がございます。
    ◆お届け日のご指定は承っておりません。
    ◆「帯」はお付けできない場合がございます。
    ◆画像の表紙や帯等は実物とは異なる場合があります。
    ◆特に表記のない限り特典はありません。
    ◆別冊解答などの付属品はお付けできない場合がございます。
  • ●店舗受取サービス(送料無料)もご利用いただけます。
    ご注文ステップ「お届け先情報設定」にてお受け取り店をご指定ください。尚、受取店舗限定の特典はお付けできません。詳細はこちら
  • サイズ B6判/ページ数 150p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784750515175
  • NDC分類 914.6
  • Cコード C0095

内容説明

手紙、夢、仕事、幸福、魂、旅―。見えないものの中から大切な光を汲み取る、静かな励ましに満ちたエッセイ集。

目次

人生の報酬
文字の深秘
手紙の効用
光の場所
内なる医者
たましいの水
塵埃の彼方
見えない導師
島への便り
肌にふれる〔ほか〕

著者等紹介

若松英輔[ワカマツエイスケ]
批評家・随筆家。1968年生まれ、慶應義塾大学文学部仏文科卒業。2007年「越知保夫とその時代 求道の文学」にて三田文学新人賞、2016年『叡知の詩学 小林秀雄と井筒俊彦』にて西脇順三郎学術賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

この商品が入っている本棚

1 ~ 1件/全1件

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

KAZOO

113
さまざまな著書から引用された言葉について感じたことなどをわかりやすく書かれています。この著者の若松さんの考えがかなり織り込まれているという気がしました。このような本を読むと、自分も今までに読んで感銘を受けた本などから言葉などを書き出して感想をちょっと書いてきたい気がします。2018/07/15

井月 奎(いづき けい)

43
言葉の可能性や、その力と作用をよくよく教えてくれる本です。漢字の語源から、一連の詩から、一つの物語から人の本質や心を見だすことを教えてくれて、それらの言葉、文章が自らの中に吸収されて後、現れる自らの言葉こそが読むことの意義、意味であるといいます。自分の基盤は自分である、ということです。その基盤を強固に知るために言葉、文、文章、本が極めて有用であることを静かではあるのですけれども、高い熱量で書き出しています。エッセイなのですが、長めの詩と読むこともできます。旅の本質、やさしさの意味も垣間見せてくれます。2019/12/20

あっこっこ

33
あぁ、わかるなぁ。読み終えたとき、そう呟いていた。一日に独りの時間が恐らく人より必要で、だけれど人嫌いだというわけでなくむしろ好きで。独りが好きと公言すると、大抵は揶揄されて終わってしまうことが多いけれど、私はできるだけ独りの時間は大事にしていたい。「読書」をすると、自然と筆を握ってなにかを書きなぐっている経験もしばしば。でないと、今考えていたコトバを落としそうで。「めぐり逢いのとき」の、ある人とは石牟礼道子さんのことでしょうか。私の人生にもこのような出逢いがあると思うと楽しみで仕方ありません。2019/09/20

しょうじ@創作「熾火」執筆中。

30
【1回目】Eテレ「100分de名著」(『苦海浄土』の回)を見、たちまち虜となってしまった著者の近作。どのような生き方をしていたら、こんなにも「生」の深淵を覗き込み、「コトバ」や「文字」が「いのち」に根ざしているのかについての思索を深めることができるのだろうか。おこがましいことだが、ぼくの考えが若松さんのそれと共振している部分がいくつかあった。他の読者も、きっとそうした感慨を覚えているに違いないと思う。現在、河合隼雄氏についての連載をされているが、単行本化が待ち遠しい。2017/12/26

tapioka

28
生きるとは、海のような場所を漕ぎ渡ろうとするものであり、その人生の海で進む方向を示してくれる言葉を人生の羅針盤として、言葉について様々な視点から述べた本。若松さんの本を読むたびに、心静かに真摯に言葉に向き合える気がします。避けがたい試練のとき、孤独なとき、逃れることのできない嘆きのなかにあるとき、悲しみにあるいは苦しみに耐えがたいと感じるとき、そんなときこそ、外に新しさを求めるのでなく、自分がずっと手のひらに握りしめている、自分の本質となる言葉を、自分の内に探すことが生きていくうえで大事なのでしょうね。2017/10/11

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/12175085
  • ご注意事項

    ご注意
    リンク先のウェブサイトは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」のページで、紀伊國屋書店のウェブサイトではなく、紀伊國屋書店の管理下にはないものです。
    この告知で掲載しているウェブサイトのアドレスについては、当ページ作成時点のものです。ウェブサイトのアドレスについては廃止や変更されることがあります。
    最新のアドレスについては、お客様ご自身でご確認ください。
    リンク先のウェブサイトについては、「株式会社ブックウォーカー」にご確認ください。

最近チェックした商品