出版社内容情報
イングランドの片田舎の言葉だった英語が、一体どうやって世界の共通語になったのか。
古英語の時代から、他の言語を抑えてイギリス全土に広がり、それがアメリカに伝わり、さらにオセアニア、アフリカ、アジアへと広まった英語は、いったいどんな風に発展し、変化してきたのか。
クレオールやピジンは、どんな風にして生まれたのか?
世界の英語のおどろくべき多様性と、その壮大な歴史を紹介します。
【著者紹介】
1973年、東京生まれ。1997年、上智大学卒業。2001年、オクスフォード大学(Campion Hall)留学。駒沢大学文学部英米文学科教授。著書に『英語のルーツ』(春風社)など。
内容説明
「世界の共通語」はこうして生まれた。ヨーロッパの片田舎に生まれた一地方言語は、やがてイギリス全土を越え、アメリカ、オセアニア、アフリカ、アジアへと広まっていく。その過程で、英語はどんなふうに発展し、変化をとげてきたのか?新しい英語の形「ピジン」や「クレオール」は、いつ、どこで、どうやって生まれたのか?世界の英語のおどろくべき多様性と豊かさと、壮大な歴史を紹介します。
目次
第1章 イングランドにおける英語盛衰史
第2章 イギリス諸島における英語の広がり
第3章 英語の世界進出―アメリカおよびカナダの英語
第4章 南半球に伝わった英語―オーストラリア、ニュージーランド、南アフリカ
第5章 英語から新たな言語へ―カリブ海地域およびアフリカの英語
第6章 アジアに伝わった英語―南アジアおよび東南アジアの英語
著者等紹介
唐澤一友[カラサワカズトモ]
1973年、東京生まれ。上智大学大学院博士後期課程満期退学。博士(文学)(上智大学)。駒澤大学教授。2014年、オクスフォード大学(キャンピオンホール)客員研究員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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