出版社内容情報
アジアの辺境の村々は、電気もなく、道もなく、病院もない。しかし彼らは、むしろ私たち日本人より幸福に見える。欧米とはまったく違った価値観、世界観で動いているアジア諸国の文化の枠組みから考える、日本人のための幸福論。
内容説明
アジアの辺境の村々は、電気もなく、道も病院もない。日本人の尺度から見れば、貧しく、不便な生活を強いられているはずの彼らが、むしろ私たちより幸福に見える。なぜ幸せそうに生きることができるのか。一日をゆったり過ごす。お金がなくても気にしない。老後なんて、もっと気にしない。いつかのために働いたり努力をしたりするのではなく、「いま」を生きる。近代の見直しや、日本社会の転換が叫ばれるなか、辺境アジアから学べることは多い。幸せの尺度を変えれば、ゆるーい未来が見えてくる。欧米とはまったく違った価値観、世界観で動いているアジアの国々の文化の枠組みから考える、日本人のための幸福論。
目次
序章 アジア辺境と出会う
第1章 時間について
第2章 お金について
第3章 仕事について
第4章 絆について
第5章 命について
終章 辺境の民、それは私たちのことだった
著者等紹介
瀬川正仁[セガワマサヒト]
ノンフィクションライター・映像ジャーナリスト。1978年早稲田大学卒。80年代より映像作家として、アジア文化、マイノリティ、教育問題などを中心にドキュメンタリーや報道番組を手がける。日本ペンクラブ会員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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