内容説明
齢80歳にして、ますます先鋭にして明晰、『逝きし世の面影』の著者と、学生との2日間にわたる奇跡のセッション。近代の突端を生き延びるには?
目次
1 子育てが負担なわたしたち
2 学校なんてたいしたところじゃない
3 はみだしものでかまわない
4 故郷がどこかわからない
5 親殺しと居場所さがし
6 やりがいのある仕事につきたい
7 自分の言葉で話すために―三人の卒業生
無名に埋没せよ(渡辺京二)
著者等紹介
渡辺京二[ワタナベキョウジ]
1930年京都生まれ。旧制第五高等学校文科を経て、法政大学社会学部卒業。評論家。河合文科教育研究所特別研究員。主な著書に『北一輝』(ちくま学芸文庫、毎日出版文化賞受賞)、『逝きし世の面影』(平凡社ライブラリー、和辻哲郎文化賞受賞)、『黒船前夜』(洋泉社、大佛次郎賞受賞)など(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。