内容説明
自分の世界から一歩踏み出したところ、自分の世界からかけ離れたところにに、新しいヒント・きっかけ・出会いが、山のように転がっているはずだ。偶然を活用し、偶然上手になる方法。
目次
第1部 偶然ベタは損をする(偶然ベタでは生きづらい;偶然ベタの三つのタイプ;偶然は誰にでもやってくる)
第2部 「企偶力」をつけ偶然上手になる(「偶然上手」への道;「企偶力」―偶然を計画する;三万日を自由に生きる)
著者等紹介
関沢英彦[セキザワヒデヒコ]
1946年東京生まれ。1969年、慶応義塾大学法学部政治学科卒業。同年、博報堂入社。コピーライターとして各種広告賞受賞。1981年、博報堂生活総合研究所設立と同時に移り、1996年より所長。2004年4月から同所エグゼクティブフェロー。2003年4月より東京経済大学コミュニケーション学部教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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xtc1961ymo
5
私にとっては人生ケセラセラでやってきたのでごく当たり前の事。ところが最近の人は、コンピューターでググレば答えが出るとあさはかに重いこんでいて、万一の偶発を避けようとする傾向が有るとゆう。偶然は人生のスパイス未来は解らないからこそ、魅力的だと思うのだが。シンクロにシティの話など私には当然の事で別に当たり前の事を主に保守化した、若者に噛んで含めるように説明した本で本当に当たり前のことばかりで私には周知の事を確認しただけでした。無理して最後まで読まなくても良かったかも。2013/11/19
きいち
1
「計画された偶然性」のメリットを享受するには、トレーニングが必要、と改めて実感させてくれる。2011/03/07
しんせ
0
現代の若者は経済的要因(など計6つの要因)によって「リスクを回避する」「計画通りに進む事を絶対とする」傾向が強まっている。1人の人間が持っている世界は狭く、偶然ベタは成長するチャンスを逃していると筆者はいう。様々なアイデアで偶然上手になる方法のヒントを提示し、偶然に意味・価値を見出してチャンスをつかむ方法を教えてくれる本。2011/12/03
jupiter68
0
タイトルから期待した内容ははじめのみ。途中から別の話になり、それはそれで非常に面白い。で、最後は最後でぜんぜん違う話になっている。 自分の最終的感想は、何だこれは?でした。2011/10/17
パスタ
0
昔と比べ、偶然を生かせる若者が極端に減っているらしい。安定志向からくる守りに入った人生が、人生の転機になるかもしれない偶然を見逃す。私もまだ20歳になったばかりの若者。急ぎすぎず、守りすぎに、帰りにちょっと寄り道できるぐらいの余裕ある人間になりたい。2010/11/27