内容説明
祇園はひとを惹きつけ、放さない―それには理由があります。つねにトップクラスにい続けた著者がお客さまを満足させる「和の真髄」をお届けします。
目次
第1章 「おもてなしの心」は変幻自在―祇園流「ばかかしこ」の効用(「おもてなし」が和学の基本;マニュアルを超えた気遣いを忘れない;その場の雰囲気を読んで“ばかかしこ”になりましょう;自分が楽しいとき、お客さまも楽しい)
第2章 「おもてなしの心」はこうして磨かれる―祇園流「長いお付き合い」の秘訣(厳しいけど、やりがいのある世界;「電信柱にも挨拶なさい」;「自分らしさ」を演出する)
第3章 「おもてなし」は肩肘張らず、だけど一生懸命―祇園流「はんなり心得帳」(もてなしの「心」はこう表現する;お客さまの背中が語りかけてくるもの)
第4章 魅力的な男性ほど「もてなし上手」―祇園流「きれいな遊び方」(おもてなしは「お金の使い方」が難しい;いい「おもてなし」は、時間がスムーズに流れる)
第5章 接待に使える、心憎いこんなワザ―祇園流「ちょっとしたアドバイス」(よしゑ流、接待の勘どころ;会話でもてなす方法もある)
著者等紹介
中島よしゑ[ナカジマヨシエ]
幼少の頃より祖母のもとで日舞を学び、10歳で三越劇場で初舞台「祇園小唄」を舞う。「和」への興味もあって、京都・花柳界へ。18歳で祇園甲部の舞妓として店出しし、21歳で芸妓に。京都の観光ポスターなどの被写体にたびたび登場する。「週刊新潮」97.7.24号で「祇園一の売れっ子芸妓の魅力」と題して写真と記事が掲載される。12年間を京都で過ごし、つねにトップクラスの成績を残す。花柳界を引退した後は、外食ベンチャー企業の社長秘書として店舗の企画などにも携わる。また、飲食店の社員教育を行う。平成17年、有限会社「よしゑ和学」を設立。現在は、「和とホスピタリティの融合」をテーマに、企業研修、接客指導のほか、多方面で講演などを行っている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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